過去ログ - 八幡「想いを返す日」
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241: ◆.XibMUKIvI[saga]
2015/12/16(水) 22:33:54.97 ID:EvN9nOdb0

「考えさせて、だってよ! いやー俺の時代マジきてるわー!」

「うええーー!! マジで!? 戸部っちすごいじゃん!」

喜びを爆発させるように言い放った戸部に、由比ヶ浜はぱちぱちと手を叩いた。そんな光景に相対するように、雪ノ下は懐疑的な視線を送る。

「そんなに喜ぶことなの? 」

「だってさ、姫菜誰とも付き合う気はないって言ってたんだよ? それ考えたらすごくない?」

「それ! ホントそれな! コレきてるっしょ!」

「そう言われれば……そうなのかしら?」

そうなのか。……そうなのか?引っ張るだけ引っ張って振られた時のダメージは計り知れない気がするけどな。こうあって欲しいという期待を裏切られるのは、きっとなによりも辛いことだ。だから、安易には喜べない気がした。



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