過去ログ - 【ドラえもん】？「願い事はあるかい？」　のび太「え？」【箱マリ】
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29:名無しNIPPER[sage]
2015/08/20(木) 00:22:52.81 ID:l2GneBA8O
見てるけど反応しなくていいから本編はよ

30: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/20(木) 00:23:27.88 ID:zz6UDKJZ0
大変なことが起こってしまった。おそらくのび太くんは何かの事件に巻き込まれた。
そしてその事件を起こした何者かは、既にパパとママ……いや、おそらくのび太くんの周囲の人間全員の記憶を書き換えている。
ジャイアンも、スネ夫も、しずかちゃんも。
今回の事件の犯人は、それが出来る。

以下略


31:名無しNIPPER[sage]
2015/08/20(木) 00:24:01.59 ID:dK6LtFAqO
タイムテレビで確認すれば良いんじゃね

32: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/20(木) 00:24:49.82 ID:zz6UDKJZ0

「大変なことになっちゃった……」

夜の空き地で土管に座った僕は、頭を抱えて考え込む。
まさかのび太くんとケンカした直後に、こんなことになってしまうなんて。
以下略


33: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/20(木) 00:26:35.56 ID:zz6UDKJZ0

「こっちか！」

僕は何回かステッキが倒れた方向に向かうことを繰り返した。
そして、意外な場所にたどりついた。
以下略


34: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/20(木) 00:27:47.70 ID:zz6UDKJZ0
とりあえず今日はここまで

おやすみ

35: ◆BEcuACNawuaE[sage]
2015/08/20(木) 12:33:07.87 ID:FqeAPByAO
読んでくださったみなさんありがとうございます
箱マリ原作は凄い面白いので読んでほしいです

36:名無しNIPPER[sage]
2015/08/20(木) 18:05:02.58 ID:UwgzVxPBO
箱マリ原作最終巻だけ読んだよ！
面白かったよ！

37: ◆BEcuACNawuaE[sage]
2015/08/20(木) 19:38:39.77 ID:zz6UDKJZ0
>>36
心から箱マリがあのラストを迎えられてよかったと思う

38: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/20(木) 23:09:44.12 ID:zz6UDKJZ0
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

side:野比のび太

今日も一日が始まる。
以下略


39: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/20(木) 23:23:37.66 ID:zz6UDKJZ0

「そうだよのび太。お前は何も気にする必要はないんだ」

既にスーツに着替えていたパパも、僕の寝坊を怒ったりはしない。

以下略


40: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/20(木) 23:44:52.94 ID:zz6UDKJZ0

そして僕は焦ることなく、のんびり歩いて登校する。
たっぷりと時間をかけて、ようやく学校に到着した。
特に引け目を感じることなく、教室の扉を開く。

以下略


41: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/21(金) 10:10:25.43 ID:yrla6sSP0

「大丈夫です先生。遅刻してごめんなさい」
「いいんだよ野比くん。君は悪くない、学校が早く始まりすぎるんだ」

先生の言うとおりだ、学校は始まるのが早すぎる。
以下略


42: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/22(土) 16:16:57.72 ID:jc62M1QA0

休み時間。

「おーいのび太、校庭で遊ぼうぜ」

以下略


43: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/22(土) 16:18:19.22 ID:jc62M1QA0
「のび太さん、それはどうやってやるの？」
「これはね、こうやって……こうだよ」
「わぁ、のび太さんすご〜い！！」

しずかちゃんがぼくのあやとりの技をほめてくれる。
以下略


44: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/22(土) 23:40:02.80 ID:jc62M1QA0

途中で変なことを考えてしまったが、いよいよ授業が終わり放課後になった。
もういつ帰ってもいいんだ、これから何をして遊ぼうか。
誰もぼくを怒ったりはしないんだ。ゆっくり考えよう。

以下略


45: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/22(土) 23:52:32.00 ID:jc62M1QA0

ぼくに声をかけたのは、すごい綺麗な女の人だった。
学生服を着ているから、たぶん中学生か高校生だろう。
でもぼくはこんな人は知らない。知るはずもない。

以下略


46: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/23(日) 15:45:40.59 ID:LJ8JvY0Y0
なんだこれ？　女の人はぼくをじっと見ている。
その目はちっとも優しくない。その人だけはちっとも優しくない。
おかしい。こんなはずはないのに。

「野比のび太。私はお前の“箱”を破壊する。そのためにここにいる」
以下略


47: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/23(日) 15:47:16.79 ID:LJ8JvY0Y0

「ちょっとお姉さん、わけのわからないことを言ってのび太を困らせちゃだめだよ」
「そうですよ、のび太さんが怖がってます」

スネ夫としずかちゃんもぼくの前に立ってぼくを守ってくれる。
以下略


48: ◆BEcuACNawuaE[saga]
2015/08/23(日) 15:54:44.71 ID:LJ8JvY0Y0

「……」

女の人が遠ざかった後、ぼくは震え上がる。
なんでだ。みんなが優しいこの世界に、なんであんな人がいるんだ。
以下略


49: ◆BEcuACNawuaE[sage]
2015/08/23(日) 21:48:47.11 ID:LJ8JvY0Y0
すみません、いったん練り直して立て直します……

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