11:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:43:24.72 ID:j2JVJq8j0
「はやく出ましょう」
「見捨てないで!」
「蜘蛛の糸は切れるものなんですよ」
「お釈迦沢志保はまだ糸を垂らしてないやないか!」
12:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:44:09.27 ID:j2JVJq8j0
よよよ、と泣き崩れる奈緒さん。
「わかった。みんなには伝えておくよ。
志保は私をノーパンで外へ放りだし、変質者の肩を持つ変態さんやったと」
13:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:44:48.00 ID:j2JVJq8j0
「なにを想像しとるかしらんけど、別に大したことないやろ。
下着の貸し借りくらい、みんな普通にしとるで」
そうなのか? そうなんだろうか。
もう何だか考えるのもつらくなってきた。
14:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:45:22.57 ID:j2JVJq8j0
何も考えない。
スカートの中にそっと手を入れ、いつも脱ぐように下までおろす。
ただ、スカートが捲れるのはいやなので気をつけていたら、随分とゆっくりになってしまった。
ある程度までおろしたら、右足を軽く上げてくぐるように。
そのまま開いた穴に指を入れ、左足からも抜いた。
15:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:46:01.85 ID:j2JVJq8j0
「あ、あっちは駄目ですよ! 汗かいてるんですからっ!」
「だからって、脱ぎたてを渡してくるとか、私も、その、ちょっと恥ずかしいねんけど……」
「いやいやいや私の方がどう考えても恥ずかしいですから!
そっちが受け取らずにもじもじするとかおかしいでしょう!」
「志保、ぱんつもボーダーっていうか縞パンなんやね。好きなん?」
16:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:46:35.73 ID:j2JVJq8j0
「いやぁ、志保はからかいがいあるなぁ。最初にみつからへんかったのは本当やけど。
志保が鏡向いた辺りでみつけたんやで。気づいとらんかったから、こう、からかえるかなって……」
このカンダタ、糸であやとりしてるんですけど!?
私が切るまでもなくコイツは地獄行きですよ!
17:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:47:03.52 ID:j2JVJq8j0
奈緒さんの声が徐々に遠くなる。
まったく、変なことばっかりするんだから。
冷静に考えたら下着の貸し借りとかおかしいでしょ。
すぐに奈緒さんが息を切らしながら追いついてくる。
18:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:48:08.97 ID:j2JVJq8j0
「……謝罪をする際は、誠意をみせるべきだって思いますけど」
「みせるみせる! コンビニでぱんつでもこうたろうか?」
3分も経たずに煽ってくる奈緒さんに再び呆れながら、
まぁ、こういう人だから別にいいんですけど、とひとりごちる。
19:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:49:29.91 ID:j2JVJq8j0
ぱんつぱんつ!
以上です。
読んで頂きありがとうございました。
20:名無しNIPPER[sage]
2015/08/20(木) 21:51:02.72 ID:/ElQ9VZO0
いいぞもっとやれ!
乙
21:名無しNIPPER
2015/08/20(木) 21:58:42.69 ID:AXiJMI0+0
おぱんつ乙乙
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