過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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119: ◆//lmDzMOyo[saga]
2015/09/15(火) 10:24:48.31 ID:XFqi4LjNo
八幡「ねぇもんはしょうがねぇな、別の何かを捜すか」

とはいっても、そうぽんぽんと別の何かというものは考え付かない。とりあえずぶらぶらと歩きながら、辺りのショップを見渡した。

雪乃「由比ヶ浜さんが好きそうなものとか、どんなものが趣味なのかとか、全く知らないわね……」

八幡「……チェス盤をひっくり返すか。あいつの好きそうなものを選ぶ、っていう前提から覆した方がいいかもしれない」

雪乃「確かに、相手の得意分野で争っても勝ち目は薄いものね。勝つためには逆に弱点を突かなければ……」

プレゼント選びすら戦いとかお前の一族アマゾネスかよ。と思ったけど俺も普段の授業とか部活動とかもほとんど戦いでした。由比ヶ浜とか異世界から呼び出した魔物とかと。

八幡「ま、弱点を突くというか、弱点を補うようなものはありかもな」

あいつの弱点ってなんなのか知らないけど。あるなら是非教えて欲しい。……力の加減が出来ないとか? きょうせいギブスでも渡すか?

雪乃「そうね、そういうことなら……」

何か思いついたのだろうか。雪ノ下は俺の腕を引っ張りながら次なる店を目指す。

服屋のはす向かいにあるランジェリーショップの前で立ち止まった。のは俺だけで雪ノ下はその横のキッチン雑貨の店へ向かおうとする。……が、俺とくっついている以上、俺が止まると自然と雪ノ下も止まる。ランジェリーショップの前で。


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