過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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165: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:31:27.79 ID:0QVJ0vEto
結衣「あ、ごめんごめん! なんでもないんだ。じゃあ行こっか」

そう焦ったように……そして、何故かどこか嬉しそうな顔で言うと、由比ヶ浜は遊戯部の扉の前に駆け寄った。

そして、数度ノックをすると(ドォンドォンッ!!!)『ひぃぃぃいいい!!!』『なんだぁぁぁ!?』「おい由比ヶ浜、お前ちょっと下がってろ」「え? あ、ごめん」

由比ヶ浜を下がらせると、代わりに俺が遊戯部の扉を軽めにノックする。

八幡「あー……すんません、入っていいすかー」トントン

すると、『は、はいぃぃ……』と震えた声が返ってきた。まぁ無理もない。中の遊戯部の奴らには悪いことをしたな。

多分入ってもいいという意味だと思うので、そのまま戸を開いた。

部室の中に入るとそこにあったのはうずたかく積まれた箱、本、パッケージ。それらがまるで壁のように、あるいは衝立のように聳えたち、迷宮を作り出していた。

下手をすればすぐにでも崩れてしまいそうだったが、どうやら先ほどの由比ヶ浜のノック(?)によって崩壊する自体は免れていたようだった。よかった……また変に弁償とかする羽目になったらまた平塚先生の白髪が増えるところだった。

八幡「おい由比ヶ浜。お前そこらのものに変に触るなよ」

結衣「う、うん……」

部室の奥の方に向かってみると、男子が二人、そこにいた。俺の姿を見つけはてなマークを頭上に浮かべ、そして俺の後ろにいる由比ヶ浜の姿を見つけて目を丸くしていた。いや、なんかほんともうごめんね。




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