過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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168: ◆//lmDzMOyo[sage saga]
2015/11/18(水) 23:32:50.02 ID:0QVJ0vEto
相模「どうする?」

秦野「んー、どうしようか……ん、あれ」

遊戯部の二人の視線が、こちらに向いた。いや、見ているのは俺じゃない。俺の近くにいる他の奴だ。

雪乃「……なにか?」

二人の視線の先にいたのは、雪ノ下雪乃だ。二人がその姿を見つけると、こそこそとなにごとか囁き合う。

秦野「あ、あれって二年の雪ノ下先輩じゃ……」

相模「た、たぶん……」

おい、マジかこいつ。雪ノ下って結構有名人なのか。まぁ、見た目だけは良いからな。謎めいた感じといい、学年を超えた人気があっても不思議じゃない。その実、割とポンコツだったりするんだけどな。

秦野「……分かりました。お受けしましょう」

しばらく二人で何かを話し合った後、そう言って承諾してくれた。何を相談していたのかは知らないが、こっちとしては何があっても材木座が土下座するくらいで失う物など何もないから、依頼さえ解決出来ればどうでもいい。

八幡「すまんな。じゃあ、やるゲームは任せる」

秦野「なら……どうせならみんなで出来るものにしましょう」

相模「みんなが知ってるゲームを、ちょっとだけアレンジします」

材木座「ふむ、して。そのゲームの名は?」

材木座が問う。すると、二人して眼鏡をくいっと上げた。ちらりと雪ノ下の方に視線が向かったような気がしたが、気のせいだろうか。

秦野「ダブル大富豪ってゲームをやろうと思います」

言い方こそ普通だったが、彼らの眼鏡が怪しく光っていた。





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