過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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◆//lmDzMOyo
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2015/09/07(月) 01:15:52.41 ID:pJif+Q9Jo
八幡「よし、行くぞ小町!! 東京わんにゃんショーへ!!」
小町「おーっ!!」
とまぁそんな感じではしゃいでいた、その時。
以下略
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◆//lmDzMOyo
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2015/09/07(月) 01:16:28.95 ID:pJif+Q9Jo
母親「あんた。出かけんのはいいけど、車に気をつけんのよ。小町と自転車の二人乗りなんてすんじゃないよ」
八幡「わかってるよ。小町を危ない目に遭わせんなっつーんだろ」
両親の小町への愛情はとても深い。それに引き換え長男のほうといえば、そうでもないらしい。今だって母親は俺の顔を見て深いため息を吐いている。
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◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/07(月) 01:17:14.96 ID:pJif+Q9Jo
小町「バスで行くからそんな心配いらないよー。あ、だからバス代と、あとお昼代ちょうだい!」
母親「ええ? しょうがないねぇ……」
八幡「あ、あの、お母さん。ぼくも、行くんですけど……」
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◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/07(月) 01:18:01.72 ID:pJif+Q9Jo
× × ×
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◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/07(月) 01:18:38.54 ID:pJif+Q9Jo
見れば、小町は何か先のほうにあるものを見つめているようである。なんだ、何か珍しい動物でも見つけたのかと、俺もそれに釣られて小町の視線の先に目をやった。
インコだのオウムだのといった派手派手しい極彩色の世界が広がっている中、ぴょこぴょこと揺れる黒髪が視界に入る。
その黒髪は、この鮮やかな色のお祭りのような世界の中でも、ひときわ輝いて見えた。
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83
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/07(月) 01:19:05.31 ID:pJif+Q9Jo
八幡「おい、そっち壁しかねぇぞ」
雪乃「!!?」
見かねてつい声をかけてしまう。すると、めちゃくちゃ驚いたような表情で雪ノ下ががばっと振り返ってきた。
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◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/07(月) 01:19:39.57 ID:pJif+Q9Jo
雪乃「……比企谷くん、どうして小町さんと手を繋いでいるのかしら……?」
気付いたのは絆じゃなくて、物理的に繋がっている手のことだったらしい。そういえばさっきからずっと繋ぎっぱなしだったわ。
八幡「いや、単に人が多いからはぐれないようにと」
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◆//lmDzMOyo
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2015/09/07(月) 01:20:13.30 ID:pJif+Q9Jo
雪乃「……比企谷くんは、小町さんとここに?」
八幡「ああ。俺は妹と毎年来てるんだよ」
小町「うちの猫と会ったのもここなんですよー」
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86
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◆//lmDzMOyo
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2015/09/07(月) 01:20:39.34 ID:pJif+Q9Jo
八幡「お、おう……それじゃ、俺らはこの辺で……」
その圧力から逃れようと、背を向けて別れの言葉を口にする。何故かは知らないが、これ以上ここにいると身が危険だと防衛本能が警報を鳴らしていた。
八幡「じゃ、行くぞ小町」
以下略
87
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◆//lmDzMOyo
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2015/09/07(月) 01:21:21.68 ID:pJif+Q9Jo
雪乃「何か見たいものはある?」
ちらっちらっと俺の顔と手に持ったパンフを交互に見合わせる。よく見るとそのパンフの猫コーナーにでっかく赤丸がついていた。……ああ、なるほど、猫が見たいのね。
八幡「あー、そうだなー。猫が見たいなー、猫がー」
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88
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◆//lmDzMOyo
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2015/09/07(月) 01:21:58.75 ID:pJif+Q9Jo
八幡「じゃ、行こうぜ小町」
小町「はいはーい」
小町、雪ノ下の二人と並んで、猫ゾーンへと向かう。
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