過去ログ - 【艦これ】提督たち「海軍総隊を結成せよ!」【物語風プレゼンPart2】
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◆G4SP/HSOik
[sage saga]
2016/01/11(月) 05:31:37.20 ID:oHub24ZF0
高橋「父上は、偉大な軍人だった」
朗利’「本当に尊敬しておられるんですね」
高橋「朗利提督にだから教えておくけど――――――」
朗利’「え」
高橋「実は父上は、今の皇国海軍の雛形を創った最初期の提督の一人でね」
朗利’「――――――『最初期の提督』!?(なんでそんなことまでしゃべっちゃうの、俺に!?)」
高橋「ああ。艦娘が今の海軍戦力の中核を担うまでの黎明期を支えてくれた、俺たち“提督”の雛形を作った創始者たちの一人なのさ」
高橋「深海棲艦が出没したことによって世界経済が混乱し、深海棲艦と戦う艦娘の存在が確認されて、まだ艦娘と深海棲艦が同一視されていた頃、」
高橋「艦娘たちの受け入れのために父上は掘割の再生事業に艦娘たちを積極的に動員して効果的な宣伝を行ったというわけさ」
朗利’「…………同じだ」
朗利’「(俺も『司令部』に召集されるまでは点数稼ぎのために田舎によく艦娘を連れて行って農作業の手伝いをさせて仲良くやらせてもらってたな)」
高橋「父上たちが唱えた艦娘主兵論はこうして今の皇国へと繋いでくれた」
朗利’「はい。本当にすばらしい方だったんですね」
高橋「ああ。その最期も誉れ高きものだったとよく言われているよ」
朗利’「え?」
高橋「――――――父上は最期に艦娘を率いて多大な戦果を上げ、そして 人間による自爆特攻は無意味であることを証明して海に散ったんだ」
朗利’「!?!?」
朗利’「――――――『自爆特攻』!?」
朗利’「嘘だ、いくらあの頃 深海棲艦への対処法が確立できていなかった海軍でもそんな馬鹿げた話は一度も聴いたことないですよ!?」
高橋「ああ。だから、父上の名は公式から抹消されているんだ。父上のこれまでの功績は生き残った上司や部下に分配するカタチで処理されている」
朗利’「………………」
高橋「だが、父上が残していった遺産はちゃんと引き継がれて現在に至っているんだ」
高橋「だから、俺は、俺だけは今の皇国海軍の影の功労者である父上のことを忘れぬ努力を積み続けているのさ」
朗利’「………………」
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