2:名無しNIPPER[sage]
2015/08/23(日) 00:22:19.96 ID:r9pzBzvVo
〜事務所〜
バンッ
ｸﾞﾘP「お疲れ様です、ただいま戻りました。あぁ^〜、今日も馬車馬のように働いたんじゃぁ^〜。営業企画提案会議、構成チェックに技術スタッフとの打ち合わせ、ついでに目ぼしい人には売り込み。すっかり空にキラキラお星様、踊るおもちゃのチャチャチャ。おかげさまで事務所には誰も居ない、ワッショイするなら今のうち。残りはデスクワーク、アイドルの仕事割り振りとスケジュール管理と……あゝ〜、ワーカホリックで脳汁がグツグツするんじゃぁ^〜。あんまり食欲ないけど、帰りに軽く食べようか。よーし、取引き先にゴマすりまくったから、パパ美味しい胡麻ラーメンと一杯洒落こんじゃうぞー」
3:名無しNIPPER[sage]
2015/08/23(日) 00:23:09.29 ID:r9pzBzvVo
ｸﾞﾘP「それで、なんで夜中の事務所に茜ちゃんがいるのかな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
茜「そうそう！ わざわざ茜ちゃんが事務所に一人寂しく残っていたのはァー！ プロちゃんに直々に言いたいことがあったのだァー！」
ｸﾞﾘP「ああ、感謝の気持ちな。いいよいいよ、それが俺の仕事だし。あとは茜ちゃんが成果でそれに答えてくれれば」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
4:名無しNIPPER[sage]
2015/08/23(日) 00:23:46.59 ID:r9pzBzvVo
茜「歌って踊れて、バラエティもグラビアもイケるのに。こんなに万能な美少女を使わないなんて、もう世界の損失だね！ プロちゃんは石油をドブに捨ててるよ！」
ｸﾞﾘP「そんな、自分をアブラに例えなくても……」
茜「これじゃあ、茜ちゃんの正しい魅力が世界に伝わらないじゃーん！ プロちゃんが茜ちゃんを独占したいがために茜ちゃんの力を封印したい、その気持は分かるけれどさぁ！」
5:名無しNIPPER[sage]
2015/08/23(日) 00:25:13.89 ID:r9pzBzvVo
茜「それで茜ちゃん思ったんだ。このままだとプロちゃんと茜ちゃんの仲が険悪になってしまうと！」
ｸﾞﾘP「まあ実際問題、茜ちゃんを使いたくても使えないプロちゃんが存在する」
茜「片面は恒常の中アップのみ、両面は18の型落ち。IMCで泣く泣く茜ちゃんを外しているプロちゃんたち」
6:名無しNIPPER[sage]
2015/08/23(日) 00:25:44.75 ID:r9pzBzvVo
茜「プロちゃん！」
ｸﾞﾘP「なんぞ」
茜「茜ちゃんと友だちになって！」
7:名無しNIPPER[sage]
2015/08/23(日) 00:26:42.66 ID:r9pzBzvVo
………少女解説中
茜「……というわけで、イマドキは友達どうしでキスをするのが普通なんです」雑誌ﾍﾟﾗｰ
ｸﾞﾘP「話題を集めたい変態雑誌に書いてある戯言だろ、コレ」
8:名無しNIPPER[sage]
2015/08/23(日) 00:27:33.70 ID:r9pzBzvVo
ｸﾞﾘP「ﾆﾎﾝｶﾞｰ、ﾄﾓﾀﾞﾁｶﾞｰ、ｱｲﾄﾞﾙｶﾞｰ」
茜「グダグダうるさいなぁ。それを言うなら誕生日イベントでお互いにプリン『あーん』したじゃん。ズバリ間接キスだぜ。しかも当社比では、あの一つのスプーンのやりとりは間接キスの中でもディープな部類だね。つまりプロちゃんはすでに茜ちゃんとディープキスしている！」ｽﾞｷｭｰﾝ
ｸﾞﾘP「まて、その理屈はおかしい！ たしかに茜ちゃんに『あーん』された瞬間、すかさず舌先に神経を集めて、スプーンを口に入れられた刹那、さりげなくプラスチックの凹みをレロレロとしたし、めちゃくちゃ興奮したけれど、あれは絶対にキスじゃない！」
9:名無しNIPPER[sage]
2015/08/23(日) 00:28:21.96 ID:r9pzBzvVo
茜「プロちゃんからキスするか、茜ちゃんからキスするか、選ばせてあげよう。さあ、好きな方を選びたまえ」
ｸﾞﾘP「うわぁ、どっちも捨てがたい。これは悩む」
茜「まあ、友達は絶交しない限りずっと友達だから。キスする機会は無限にあるし、なんなら攻守は交互に交代してもいいし」
10:名無しNIPPER[sage]
2015/08/23(日) 00:29:20.46 ID:r9pzBzvVo
ｸﾞﾘP「………………」
茜「………………」
ｸﾞﾘP「はあああああああああああああああああ？！」
11:名無しNIPPER[sage]
2015/08/23(日) 00:30:12.86 ID:r9pzBzvVo
茜「ねぇ、プロちゃん」
ｸﾞﾘP「なんだ茜ちゃん。ブレスケア返して欲しいのか？」
茜「たしかにプロちゃんは三枚目でモテないし気持ち悪いし女々しい変態だけど」
12:名無しNIPPER[sage]
2015/08/23(日) 00:30:51.02 ID:r9pzBzvVo
茜「でも茜ちゃん、プロちゃんに一個お願いがあって……」ｷﾞｭｰ
ｸﾞﾘP「ぎゃああああああああああああああああ」ｷﾞｬｰ
茜「今までプロちゃんから貰った思い出の中に」ｷﾞｭｰ
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