過去ログ - 美城常務「アイドルが従ってくれない」
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3:名無しNIPPER[saga]
2015/08/23(日) 05:04:10.10 ID:xcZmzcrf0
今西部長(以下部長)「例のアイドルバンドだが、あの企画もアイドルの賛同が得られなかったそうじゃないか」

常務「そうですね。それが何か?」

部長「いやね、彼女らが仕事を蹴った理由にもう少し興味を持つ気はないのかい?」

常務「理由がわかったところで共感はできないでしょう。木村夏樹とは話す機会がありましたが、彼女の考えを理解することはできません」

部長「…もっと大切にしてあげたらどうかね」

常務「十分に良い処遇を与えております。何も蹴られたからと言って、彼女たちの未来を踏みにじるつもりはありません」

常務「それに、方針に従ってくれたアイドルたちはあらゆる面で丁重に扱っているつもりです」

部長「処遇の話じゃないさ。個性だよ。彼女たちの」

常務「…また個性ですか。前も申しましたが、美城のイメージに合うそれであれば大いに歓迎するのです」

部長「そのイメージに合う個性というのが、簡単に決められると思うかね。君に従っているアイドルは、イメージに会わせるために自分の個性を曲げている子も多いんじゃないのかい」

常務「致し方ないことです。合わない個性は、少しずつ変えていくしかありません」

部長「個性を変える、か。君はもっと個性というものを知っておいた方がいい」

常務「そんな曖昧なものをどうやって?」

部長「そうだな。やはり多くの個性に触れてみることが一番だろう。手始めに君がいつも理解できないと言っている彼が担当するシンデレラプロジェクトの子たちから話を聞いてみるのはどうだ?」

常務「…だから効率が悪いと言っているのです」


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