過去ログ - 美城常務「アイドルが従ってくれない」
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9:名無しNIPPER[saga]
2015/08/23(日) 05:16:12.82 ID:xcZmzcrf0
卯月「え?」

常務「知っていると思うが、私はアイドルたちに自らが持ち込んだ仕事を何度か蹴られている」

常務「高垣楓は…大舞台を蹴って、小さな箱でのライブ。君たちも参加していたはずだ」

卯月「はい。…素敵でした」

常務「番組のレギュラーから降板させた安部奈々さんや、高垣と同じく企画に賛同しなかった木村夏樹は、舞踏会に協力してくれるそうじゃないか」

常務「言い方が悪いが、私が不必要だと判断した色物アイドルたちも、そちらで囲っているのだろう?」

卯月「仲間が増えて、とっても楽しいですよ!」

常務「それは皮肉で言っているのか?」

卯月「あ!いえそんなつもりは!」

常務「冗談だ。なんにしろ彼らは、どうやら自分たちの『個性』を大切にするために、私の仕事を断ったらしい」

常務「だがそんな曖昧なものが、成果が約束された仕事を断る理由になるのだろうか」

常務「つまりは、『個性』の価値が理解できないのだ。君はどう思う?」

卯月「…やっぱり、大事にしたいと思います。私は個性を見つけていませんが、だからこそ、その価値は分かりますから」


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