過去ログ - 美城常務「アイドルが従ってくれない」
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8:名無しNIPPER[saga]
2015/08/23(日) 05:14:29.60 ID:xcZmzcrf0

 個性という単語は、幾度となく聞いた。だが、個性がない、などというのは初めて聞くものだ。

 個性がないとはどういうことだろうか。個性とはなんだろうか。


卯月「自分で言うのは変ですかね、あはは…」

常務「…続けなさい」

卯月「常務さんの言ってたこと、プロデューサーに聞きました」

卯月「『個性を伸ばすのは結構、だがそれは美城のイメージに相応しくなければ』ですよね?」

卯月「それを聞いて自分の個性について考えてみたんですけど、見つからないんです」

常務「それで個性がないと悩んでいるのか」

卯月「それもそうですけど…たとえば、私とおんなじNGの凛ちゃんは常務さんの方針に合ってるんじゃないでしょうか?クールで力強い、かっこいいイメージです!」

卯月「未央ちゃんはパッションあふれる元気な子です!常務さんには、あんまり合わないですかね」


 なんとも嬉しそうに、自慢げに話すものだ。だがその表情はすこし曇る。個性がないことは、そんなにも重大な問題なのだろうか。


卯月「でも私は、常務さんの方針に合っているかどうかも分からないんです」

卯月「これが自分の個性だと、胸を張って言えるものがなくて…」

常務「個性とは、なんだろうな」


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