過去ログ - 八幡「やはり俺の大学生活は間違っている」
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83:ぶたごり[sage]
2015/08/29(土) 23:58:09.34 ID:L6agBzPU0
俺と由比ヶ浜の反論もすぐに正論で返される。
だが、俺にはこの正論を破る術があるのだ。

高校生活のときの雪ノ下との勝負。

『誰が一番人に奉仕できるか、人の悩みを解決できるか』

この勝負で俺はあの雪ノ下に勝ってしまった。
そして俺はまだ雪ノ下へ「何でも言うことを聞いてもらえる権利」を使用していない。
故にここで使えば雪ノ下を止めることは出来る。

……だが、それでいいのだろうか?

俺の思考を遮ったのは雪ノ下だった。


雪乃「話すのが遅くなったことは謝るわ。それでも何故あなたたちがそこまで引き止めようとしているの?」


結衣「何でってそんなの決まってるじゃん!離れたくないからだよ!」


離れたくない。
何故人は親しい人と離れることを拒むのだろう。

俺も由比ヶ浜も無意識の内に雪ノ下を日本へ引き止めようとしている。

残される側は言う。
離れたくないと。

ならば残していく側はどう思っているのだろう?

辛いのは残される側だけか?

そんなことはない。
残していく側も辛いはずだ。

それなのに雪ノ下は行くと言うのだ。
なら、それを送り出すのが残される側の出来ることではないのか?



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