過去ログ - 【艦これ】水平線の向こうに
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47: ◆tF/D/g0jpg[saga]
2015/08/27(木) 22:50:51.42 ID:q3rkBOvNo

 だから、どんなに素早く敵を片付けたとしても、到底逃げ切れる時間は残らない。

 矢矧は何を考えているのか。

以下略



48: ◆tF/D/g0jpg[saga]
2015/08/27(木) 22:51:22.46 ID:q3rkBOvNo

 滑走路ならば、航空機が離陸できず、復旧までにそこそこの時間がかかる程度に叩くことは、自分たちにもできる。

 あとはその間に後退して、支援艦隊と合流。再攻撃で壊滅に持ち込む。

以下略



49: ◆tF/D/g0jpg[saga]
2015/08/27(木) 22:52:02.60 ID:q3rkBOvNo

          ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


「主砲全門、星弾装填! 交互打方用意!」
以下略



50: ◆tF/D/g0jpg[saga]
2015/08/27(木) 22:52:40.89 ID:q3rkBOvNo

 この明るさなら、偵察機も地上を視認しやすいはずだ。

 せっかく闇に慣らした目を潰してしまうのは申し訳ないけれど、今回ばかりは見落としがあっては困る。

以下略



51: ◆tF/D/g0jpg[saga]
2015/08/27(木) 22:53:44.08 ID:q3rkBOvNo

 敵は航空戦力を保有しているということだから。

 この後が相当厳しいものになるかもしれないと、肚をくくる。

以下略



52: ◆tF/D/g0jpg[saga]
2015/08/27(木) 22:54:27.92 ID:q3rkBOvNo

 しばらく前に一度、艦娘達は飛行場姫と呼ばれる敵と交戦したことがある。

 矢矧自身はその当時、まだ基礎訓練の途上で鎮守府にすら配属されていない。

以下略



53: ◆tF/D/g0jpg[saga]
2015/08/27(木) 22:55:04.73 ID:q3rkBOvNo

 とても、逃げきれるだけの時間的猶予を作れるとは思えない。

 だからと言って支援艦隊を動かしたところで、それは敵の思う壺。

以下略



54: ◆tF/D/g0jpg[saga]
2015/08/27(木) 22:55:31.87 ID:q3rkBOvNo

 絶望的な状況に、さらに追い討ちをかける長波の報告。

 もはや選択の余地すらもなくなった。

以下略



55: ◆tF/D/g0jpg[saga]
2015/08/27(木) 22:56:42.49 ID:q3rkBOvNo

          ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 矢矧の砲声が聞こえると同時に、長波達は行動を開始した。
以下略



56: ◆tF/D/g0jpg[saga]
2015/08/27(木) 22:57:32.35 ID:q3rkBOvNo

「清霜出ます! あんまり遅いと戦艦になれないよ、天津風!」

 少し遅れて天津風と清霜も、分断された敵両翼への肉薄を開始する。

以下略



57: ◆tF/D/g0jpg[saga]
2015/08/27(木) 22:58:20.91 ID:q3rkBOvNo


「霞! 左を抑えろ! 右はあたしが頂く!」

 中央部に突入した長波は、敵味方入り乱れた砲撃の水柱を躱しながら、一気に敵の懐に入り込む。
以下略



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