過去ログ - 女「先輩のお世話をしないと」
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1:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 14:23:42.27 ID:IHwXE0fzO
日曜日。

予定はなにもない。

課題はまだちょっとのこっているけれど、大した量じゃない。

そんなわけで先輩の下宿にいくことにした。

たぶん、そろそろやばいはずだ。

先輩の下宿は大学からほど近い。

私の家からは自転車でいける。

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2:名無しNIPPER[sage]
2015/08/28(金) 14:26:25.19 ID:dt23uf0NO
期待


3:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 14:27:15.79 ID:IHwXE0fzO
暑さに辟易しながら、ようよう辿り着く。

わりと新し目のアパートの、南東角部屋4階が先輩の部屋。

良いところに住んでいる。
以下略



4:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 14:28:10.79 ID:IHwXE0fzO
しかたないから合鍵をつかう。

戸をたたく。

先輩、わたしです。入りますね。
以下略



5:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 14:30:01.19 ID:IHwXE0fzO
靴をぬいで、混沌とした室内にはいる。

キッチンを抜けて、扉をあけるともう居間だ。

目の前には地獄絵図。
以下略



6:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 14:31:02.54 ID:IHwXE0fzO
部屋の一番奥にあるベッドの中で丸くなっているのが、諸悪の根源。

我らが愛すべき先輩。

もうお昼だというのに、すやすやと惰眠をむさぼっている。
以下略



7:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 14:32:13.83 ID:IHwXE0fzO
実際、この先輩は外での先輩とはまるでちがう。

美人で、やさしく、気配りのできる大人の女性。

集まりがあれば、いつも中心でニコニコわらってる。人をあつめるカリスマ。
以下略



8:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 14:34:33.72 ID:IHwXE0fzO
それがが崩れたのは春のこと。

入学してすぐだった。

不覚にもわたしはサークルの飲み会でひどく酔いつぶれてしまった。
以下略



9:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 14:35:15.16 ID:IHwXE0fzO
ようやくひと通り片付けて話を聞くと、憧れの先輩は生活スキルが皆無だった。

料理は生煮え黒っ焦げ、洗濯やらない畳めない。

掃除ももう才能がないとしかいえない悲惨さ。
以下略



10:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 14:36:28.45 ID:IHwXE0fzO
それならば一人暮らしをするなと言いたい。

生き物が繁殖できる部屋は間違っている。

虫愛ずる姫も真っ青だ。
以下略



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