51:名無しNIPPER[saga]
2015/08/31(月) 13:56:57.80 ID:6+J3XqWsO
「こらっ」
この麗しい声はまちがいなく先輩だ。
なんだか怒ってるっぽいけどきっと気のせい。
接近に気づかなかったのはわたしの不覚。浮かれすぎてたなあ。
満面の笑みで先輩へ向く。
目が灼けた。
先輩はやっぱり美人だ。改めて確認させられる。
「やっぱり早く来てた。ちゃんと時間通り待ち合わせようっていったでしょう?」
時計を確認するとまだ待ち合わせの30分前だった。
先輩、台詞がちがいます。お約束があるでしょう?
「お約束って…あなた、私にごっめーん。待ったー? てへへっ、とでも言えって?」
ふっ…いま来たとこですよ。先輩
「話をきいてよ……」
なんだか疲れた顔をしてる。先輩、ちょっと休んでいきますか?
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