382:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:26:14.19 ID:Kh0TywG50
声の頃は十代半ばと言ったところだろうか。どこか気弱そうな少女の声だった。
竜馬 「なにか?」
383:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:28:49.79 ID:Kh0TywG50
色の白い、赤ぶちメガネの女の子だ。
長い黒髪を、後ろで二つのおさげに結んでいる。
声と同様、どこか気弱そうな、この少女・・・
384:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:32:53.85 ID:Kh0TywG50
? 「・・・ひっ!?この動物、言葉をしゃべった!?」
竜馬 「お、お前・・・ほむらか?」
? 「え・・・」
385:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:35:39.75 ID:Kh0TywG50
そうだった。
いくら姿が似ていようと、別世界における同一の存在であろうと。
今、目の前にいる彼女は・・・
386:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:37:21.36 ID:Kh0TywG50
竜馬 「俺は何でもないから、あんたはさっさと行ってくれ」
ほむら 「え・・・」
387:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:40:52.24 ID:Kh0TywG50
ほむら 「流・・・竜馬・・・さん?」
不意にほむらから名前を呼ばれた。
388:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:43:00.05 ID:Kh0TywG50
ほむら 「流さんの姿を見たら、あなたと会うために、ここに来たんじゃないのかって、そうとしか思えなくなっちゃって」
竜馬 「・・・」
ほむら 「そんなあなたが私の名前を知っていた。だから、聞いてみたんです。私たち、会った事があるのかなって」
389:名無しNIPPER[sage]
2015/12/28(月) 01:44:16.24 ID:k3cLYckyo
本人だけど本人ではないというのは酷な話だな。どちらにとっても
390:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:44:33.54 ID:Kh0TywG50
竜馬 「ゲッターか?」
キュウべぇ 「そうとしか考えられない。だとすれば、ゲッターは君の願いを完結させようとしているのじゃないかな。こうして、別の世界で仲間と再会させるという形で」
391:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:45:29.37 ID:Kh0TywG50
竜馬 「なぁ・・・ほむ・・・いや、暁美」
名前で呼びかけかけて、俺は苗字に言い直す。
392:名無しNIPPER[saga]
2015/12/28(月) 01:46:29.36 ID:Kh0TywG50
竜馬 「本当さ。ここじゃなんだ、俺の住んでいる所までついて来てくれないか」
ほむら 「住んでいる・・・?どこですか、それって」
竜馬 「早乙女研究所だ。聞いたことくらい、あるだろ?」
515Res/296.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。