441:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/16(土) 12:27:15.46 ID:A43IZeXW0
巴武蔵・・・
向こうの世界では竜馬と共にゲッターロボを駆り、恐竜帝国と死闘を繰り広げていた男。
いわば、最も竜馬とつながりが深いはずの彼もまた、竜馬の事を覚えてはいなかった。
442:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/16(土) 12:33:24.90 ID:A43IZeXW0
武蔵 「俺も良く分からないんだけどさ、キュウべぇが言うには、人類始まって以来の例外中の例外って事らしいよ」
まどか 「えっと、それって・・・」
武蔵 「つまり、たまたまの特異体質。天文学的に低い確率で発生した、ね」
443:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/16(土) 12:35:29.93 ID:A43IZeXW0
・・・
・・・
マミ 「あ、暁美さん!お久しぶり!」
444:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/16(土) 12:38:19.85 ID:A43IZeXW0
ほむら 「良いから、早く料理に戻って。折角の料理、焦げ付かせちゃうつもり?」
マミ 「もー、相変わらず暁美さんったら、ドライなんだから」
445:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/16(土) 12:39:04.38 ID:A43IZeXW0
マミ 「休校中で学校では会えないのに、遊びに来てもくれないし。最近の暁美さんって冷たくない?」
ほむら 「そういう巴さんは、最近かなりウザいわね」
マミ 「えっ!?」
446:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/16(土) 12:41:04.19 ID:A43IZeXW0
マミ 「・・・っ!!」
重い・・・という、私の一言を受けて。
447:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/16(土) 12:43:12.95 ID:A43IZeXW0
マミ 「暁美さんや鹿目さんは、久々にできたお友達だから、つい嬉しくなちゃって。でも、ちょっと自分を抑えきれなくなっていたのかも」
ほむら (ほら、そういう所が重いのよ・・・)
マミ 「あ、ちょっと、そこのおしょうゆ取って?」
448:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/16(土) 12:48:39.66 ID:A43IZeXW0
ほむら「ごめんね、ちょっと言い過ぎだったみたい」
耐えられなくなって、思わず謝ってしまった。
449:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/16(土) 12:54:35.91 ID:A43IZeXW0
武蔵がいてくれることによって、彼女は今まで背負ていた重荷を下ろし、本来の自分に立ち返ろうとしているのだろう。
ただ、手先の器用さとは違って内面を表現する事が不得手な彼女は、私たちとの新しい距離の詰め方が分からなくなっているのだ。
450:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/16(土) 12:58:03.01 ID:A43IZeXW0
ほむら (歩み寄りが大事よね。仲間の大切さは、あの人から深く教えられたのだから・・・)
私は意を決すると、努めて明るくマミに声をかけた。
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