467:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 20:44:23.71 ID:R02twNhM0
もしかして、喫茶店で話をしていた時の事?
そこで、私が悲しい顔をしていた・・・?
468:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 20:45:23.06 ID:R02twNhM0
とにかく、不要な心配をまどかにさせ続けるわけにはいかない。今はまず、上手く誤魔化しておかないと。
ほむら 「そんなの、まどかの気のせいよ。私は別に、いつも通りだわ」
469:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 20:46:17.22 ID:R02twNhM0
しまった・・・と思ったけれど、まどかはまったく意に介していない様子で。
真摯な表情を変えることなく、じっと私を見つめたまま。
470:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 20:48:37.08 ID:R02twNhM0
まどか 「私じゃ何の力になってあげられないかも知れない。きっと力不足だと思う。だけど、話を聞いてはあげられる」
ほむら 「・・・」
まどか 「一緒にいてあげられるから・・・だから・・・」
471:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 20:49:44.05 ID:R02twNhM0
ほむら (理解してもらえるはずがないだなんて、それこそ単なる思い込みに過ぎなかったんだ)
そうだった。勝手に壁を作って、孤独感に苛まれていたのは私の勝手。
472:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 20:54:11.15 ID:R02twNhM0
・・・
・・・
あの日。ワルプルギスの夜との戦いを目前にして、まどかと公園で話し合った時と同様に。
473:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 20:56:53.33 ID:R02twNhM0
まどか 「・・・でも、ほむらちゃんだけは覚えている」
ほむら 「何故だかは分からないのだけれどね」
まどか 「・・・」
474:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 20:58:13.07 ID:R02twNhM0
ほむら 「まどか。これから私の弱い部分を全てさらけ出すわ。呆れちゃうかもしれない。でも、あなたに聞いて欲しいの」
まどか 「う、うん」
ほむら 「・・・なにかがあれば、その都度彼との思い出が頭をよぎるの。そう、リョウ・・・流竜馬との」
475:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 21:01:40.02 ID:R02twNhM0
ほむら 「だけれど、この改変された世界で、リョウの事を覚えているのは、自分ただ一人。
こんなにも激しく私の胸の内に息づいているリョウとの思い出を、分かち合える人は、誰一人として存在しない。
その事が・・・私にはたまらなく寂しかったの」
476:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 21:02:35.77 ID:R02twNhM0
まどか 「・・・」
まどかが席を立つ、そんな気配を感じた。
477:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/18(月) 21:04:20.79 ID:R02twNhM0
まどか 「誰にも言えないで、一人で抱え込んで・・・辛かったよね」
ほむら 「信じてくれる?」
まどか 「ほむらちゃんが私にウソなんて、言うはずがないもん」
515Res/296.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。