47:名無しNIPPER[saga]
2015/09/08(火) 17:50:11.14 ID:1fs+dhBY0
キュウべぇ 「加えて、君は武器を盗んだと言っていたけれど、いくら時間を止める能力があるからと言って、それだけで簡単に事が運ぶものなのかな」
ほむら 「なによ、どういう事よ」
キュウべぇ 「暴力団程度ならいざ知らず、武器の保管に万全を期している自衛隊のような組織から、そうやすやすと武器が盗めるものなのか、という事だよ」
48:名無しNIPPER[saga]
2015/09/08(火) 17:52:40.11 ID:1fs+dhBY0
ほむら 「え・・・ちょ、ちょっと待ってよ」
キュウべぇの言う事が・・・
49:名無しNIPPER[saga]
2015/09/08(火) 17:53:32.75 ID:1fs+dhBY0
ほむら 「私は自分の無力さを呪ったわ。どうして・・・どうして私には、魔力に裏打ちした力が与えられなかったのかと」
そうだ、そして願ったのだ。
50:名無しNIPPER[saga]
2015/09/08(火) 17:56:05.64 ID:1fs+dhBY0
キュウべぇ 「ただ一つ疑問なのは、ほむら一人が強く願ったところで、それだけで異世界の存在を引き寄せることが可能なのだろうか。そこなんだよね」
ほむら 「え・・・?」
キュウべぇ 「そこで竜馬、武蔵。君たちにも聞きたい。こちらの世界へと飛ばされる寸前、君たちは何を思っていた?」
51:名無しNIPPER[saga]
2015/09/08(火) 17:58:42.14 ID:1fs+dhBY0
いつもは強気の竜馬が、珍しく吐く弱音。
そういえば出会って間もなかった頃の彼も、ゲッターロボの所在が分からない苛立ちから、焦ったり弱気な面を見せたりしていたっけ。
52:名無しNIPPER[saga]
2015/09/08(火) 18:01:38.21 ID:1fs+dhBY0
ほむら 「いったい、何のために・・・」
キュウべぇ 「そこまでは、僕にはうかがい知れないよ。機会があったら、ゲッターに直接聞いてみると良い。なんにせよ、これではっきりした」
竜馬 「なにがだよ」
53:名無しNIPPER[saga]
2015/09/08(火) 18:08:48.88 ID:1fs+dhBY0
ほむら 「だけど、そうだとしても!私の戦いに、あなたたちを巻き込んでしまった事は事実だわ・・・!」
竜馬 「確かにここは、俺のいるべき世界じゃない。だけれど、そんな見知らぬ場所でお前と、仲間と出会う事ができたんだ」
ほむら 「リョウ・・・」
54:名無しNIPPER[saga]
2015/09/08(火) 18:29:44.83 ID:1fs+dhBY0
ほむら 「だけど、帰る手段がないって・・・」
竜馬 「それなんだがな・・・キュウべぇ」
55:名無しNIPPER[saga]
2015/09/08(火) 18:33:36.45 ID:1fs+dhBY0
ほむら (私・・・また、勝手なことを考えてる・・・)
それは、先ほども否定したばかりの考え。
56:名無しNIPPER[saga]
2015/09/08(火) 18:35:48.04 ID:1fs+dhBY0
次回へ続く!
57:名無しNIPPER[sage]
2015/09/08(火) 18:41:05.88 ID:cM7jv9l/o
乙ー
お互いがお互いを引き寄せ合って出会ったってなんかロマンチックだねぇ
竜馬とほむらの最期がどうなるか本当に楽しみだわ
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