過去ログ - 【ゆるゆり】京子「結衣ってさー」
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22:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 23:32:23.03 ID:h+ZZjcigo
「・・・」

「・・・話しにくい、事なんですね」

「・・・うん」
以下略



23:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 23:33:19.92 ID:h+ZZjcigo
「・・・?」

「あ。やっと起きた」

「・・・あれ」
以下略



24:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 23:33:53.19 ID:h+ZZjcigo
「少しは、スッキリしましたか?」

「うん・・・ありがとね、ちなちゅ」

「・・・ちなちゅ言うな」
以下略



25:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 23:35:27.55 ID:h+ZZjcigo
「・・・結衣にね。押し倒されたの」

「・・・」


以下略



26:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 23:35:54.63 ID:h+ZZjcigo
「前に、私が言った冗談。
 小さい頃、結衣が私を押し倒したっていう、嘘の話」

「・・・それが、どうかしたんですか?」

以下略



27:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 23:36:34.71 ID:h+ZZjcigo
「でもね、結衣はそれを聞いて、本当にそうしたら、私はどうするのかって思ったんだって」

「・・・」

「押さえつけてくる結衣の力は思ったより強くて、凄く思い詰めたような目をしてた。
以下略



28:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 23:38:13.42 ID:h+ZZjcigo
「その後は・・・結衣が『ごめん』って言って、いつもみたいに何食べるか聞かれて・・・」

「いつも通り、だったんですか?」

「・・・会話も、結衣の顔も、いつもと同じなんだけど・・・」
以下略



29:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 23:38:46.49 ID:h+ZZjcigo
「お風呂から上がると、ラムレーズンくれた」

「ほんのちょっとだけ口には入れたけど、やっぱり食べる気にならなくて・・・捨てちゃった」


以下略



30:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 23:39:13.18 ID:h+ZZjcigo
ベッドに寝たまま、壁に視線をやったまま話していた私の頭が、暖かくなった。


これまで凄い力で締め付けられた事しかなかったちなつちゃんの腕と身体が、私を優しく、抱きしめてくれていた。

以下略



31:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 23:39:54.23 ID:h+ZZjcigo
「京子先輩、お待たせしま・・・あれ、また寝ちゃってたか」

「全然寝てなかったんでしょう?
 それに30分も待たせちゃったんだもの、無理ないわよ」

以下略



32:名無しNIPPER[saga]
2015/08/28(金) 23:40:37.04 ID:h+ZZjcigo
「もしもし、結衣先輩ですか?
 はい、少し、お話ししたい事があって・・・
 ではこの後、3丁目の公園で・・・はい、失礼します」


以下略



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