過去ログ - 高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「今度は、室内の席」
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34:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:29:41.30 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「こーいう系の話は苦手?」

藍子「……私は、加蓮ちゃんがなんでそんなに平気な顔で言えるのかが分かりません……」

加蓮「いや、こんな話でいちいち初心に、なんて時期はとっくに過ぎてるっていうか」
以下略



35:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:30:41.28 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「…………あ、こういう話に"興味"はあるんだね」ニヤニヤ

藍子「!」ブンブンッ

加蓮「ふふっ。残念、すっぽんぽんを見られただけだよ」
以下略



36:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:31:41.33 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「他の話っていうと、食生活とか運動とかが効果あるってよく言うかな。でもそれをやって成功したって話を聞いたことないんだよね」

藍子「一応、その辺ならちょっとは試してみましたけど……」

加蓮「所詮は迷信だったか」
以下略



37:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:32:41.36 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「やっぱり胸って言えば牛乳だよね……って、どうせ試してるか」

藍子「1番最初に試しました……少しの間、続けていたんですけれど、その……お母さんに気遣われる目をされて、……あはは…………」ドヨーン

加蓮「ああ、うん……」
以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:33:41.61 ID:VX0u1i4Q0
藍子「あっ……それなら面白そう!」

加蓮「お題『子供に牛乳を飲ませる方法』」

藍子「それをアピールしていくんですねっ」
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:34:41.46 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「で、そこから朝に色々な牛乳を試しましょうってなって」

藍子「コーンフレークはどうでしょうか!」

加蓮「朝は牛乳です、ってなったらさ、次は朝に起きなきゃいけないじゃん。その為の目覚まし時計に藍子のボイスが入る」
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:35:41.56 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「パンが売れてる県からどしどしオファーが来るね。他には学校の給食」

藍子「学校の給食と言えば、牛乳はやめちゃうってニュースを見たような……」

加蓮「だからこそここで藍子だよ。みんなで牛乳を飲もう! って。そうしたらあら不思議、いつの間にか給食に牛乳が2本ついてくる」
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:36:41.48 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「藍子は高校生だから、高校生と小学生の交流とか言って狙うこともできるよ」

藍子「お休みの日に一緒に遊べるといいなっ」

加蓮「牛乳は健康的だってイメージも活かして、じゃあ模範ってことで藍子の私生活を密着取材」
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42:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:37:41.67 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「……ね? ただの体当たりキャンペーンじゃなくて、なんでもやりようがあるってこと」

藍子「はいっ。Pさんに相談してみます! あの、加蓮ちゃんも手伝ってください!」

加蓮「完全にスイッチが入ったね」
以下略



43:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:38:41.62 ID:VX0u1i4Q0
藍子「あっ……そういえば、胸を大きくしたいってお話は解決していないような……」

加蓮「ってかさ、藍子。胸を大きくっていうか、スタイルよくしたいのってアイドルの為だよね?」

藍子「はいっ」
以下略



44:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:39:41.24 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「ホントにホントにホン――」

藍子「そういう理由もちょっぴりありますけどホントにアイドルの為です!!」

加蓮「ちぇ、開き直りおった」
以下略



45:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:40:41.35 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「いや、アイドルの為だって言うならさ、胸が小さくても映える衣装を選べばいいんじゃないかなって思って」

藍子「小さくても……?」

加蓮「よく言うのは浴衣だよね。貧乳の方が……というか、貧乳でも着こなしやすいって」
以下略



46:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:41:41.56 ID:VX0u1i4Q0
藍子「……はいっ。あ、じゃあ、加蓮ちゃんに似合う浴衣も探してもらっちゃいましょう!」

加蓮「私はいい――」

藍子「ね!」
以下略



47:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:42:42.14 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「間違っても詰め物とか胸元に花を飾ってとかそういう話じゃないからね?」

藍子「…………あ、あれはPさんが勝手にやったことですもん」

加蓮「お、あのアルバムの時のってホントに詰め物だったんだ」
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48:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:43:41.94 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「気がついたらお悩み相談みたいになっちゃってた」

藍子「加蓮ちゃん先生ですね」

加蓮「同僚を容赦なく辞職に追い込んでいくけどね」
以下略



49:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:44:41.54 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「いっそそれが弱みになってさ。あの悪女は実は同性愛者だった! でも藍子の為ならってなりふり構わず全力になるとか」

藍子「わあぁ……」ドキドキ

加蓮「でもこーいうタイプってたいていバッドエンドで終わるよね。悲恋系っていうか」
以下略



50:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:45:41.39 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「でも、所詮は同じ学生だし、ご覧の通りの性格だし、真面目に話してくれないかも?」

藍子「そんなことないですよ。加蓮ちゃんは笑わないで聞いてくれるから、なんだか話しやすいんです」

藍子「……その分、それ以外の時にはいつも笑われてばっかりな気がしますけど」
以下略



51:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:46:41.70 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「ま、参考になったならなんでもいいや」

藍子「はいっ。とっても参考になりました! いろいろな考え方があるんですね」

加蓮「あ、そうそう。それでもまだ迷信に頼りたいなら私が揉んであげるよ? 胸」
以下略



52:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:47:41.44 ID:VX0u1i4Q0
加蓮「…………いやあの、笑い飛ばしてくれないと反応に困るかなー、なんて……」

藍子「…………」ウーン

加蓮「真剣に悩まないで!?」
以下略



53:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 19:48:11.44 ID:VX0u1i4Q0


おしまい。




54:名無しNIPPER[sage]
2015/09/01(火) 20:04:17.14 ID:/m8CiYKN0
あいもかわらず鉄面皮だな加蓮(無論そこがいいんだが)
いつか藍子の前でくらい強がらずにいれるようになるといいけど。乙


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