過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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217:名無しNIPPER[saga]
2015/10/10(土) 19:32:41.25 ID:Z9hAnZS00
綺礼「そうだ、ヤツは聖杯を否定したのだ」

士郎「聖杯は願いを叶える願望器なんだろう、何でそれが切嗣を殺すんだ」

綺礼「確かにあれは純粋に人の願いを叶える願望器だった。だがこの肉塊を見ろ」

士郎「っ!!」

いつか感じた不快感

影の中で感じた呪いの塊――

士郎「まさか――」

綺礼「そうだ、あの影は臓硯が盗んだ聖杯の欠片から放たれた聖杯の中身の一部だ」

士郎「聖杯の中身は全部人を殺す呪いだってのか」

綺礼「そうだ、第三次聖杯戦争の最中にこの聖杯の中身は汚染された泥となった」

士郎「汚染された泥――」

十年前、衛宮士郎の人生を狂わせた厄災の映像が頭に浮かぶ

綺礼「気付いたか。そう汚染された聖杯が起こしたのがあの十年前の火災だ」

士郎「っ!!」

十年前に突如発生した消えない火災、500人以上もの人々が死んだあの厄災を――

綺礼「中身があの泥だと気付いた衛宮切嗣は聖杯をセイバーに破壊させたのだ」

士郎「それを知っていてお前は聖杯を呼ぶつもりなのか」


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