過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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24:名無しNIPPER[saga]
2015/09/01(火) 23:48:54.04 ID:3Z8EbzSh0
士郎「悪いな桜。あいつも悪気があったわけじゃないんだ」

桜「先輩……」

士郎「どうした?」

桜「あの男の人は先輩の知り合いなんですか?」

士郎「俺のってより遠坂の知り合いだな。あいつも暫く家に泊まるんだ、だからその――」

桜「ふふ…そうですか……遠坂先輩の……姉さんは――」

士郎「さく…ら……?」

桜「何でもないですよ先輩。ごめんなさい先輩、暫くご飯作りに行けません」

士郎「桜が謝ることじゃない。むしろ俺が謝らないと――」

桜「良いんです。先輩は何も悪くありません。悪いのは全部――ですから」

士郎「――え?」

桜「何でもありません。それじゃあ先輩、また学校で」

士郎「あ…ああ、またな桜」

桜「はい、それじゃあ失礼します」

士郎「……帰るか、あれ?何か忘れてる気が――」

「下宿ってどういうことよ――――!!!!」

士郎「やべっ、藤ねえ!!」


大河「へー、セイバーちゃんて切嗣さんと知り合いだったんだ」

セイバー「はい、10年前にキリツグの妻の護衛を」

大河「えっ、十年前ってことはもしかしてセイバーちゃんって私より年上!?」

セイバー「タイガの年は知りませんがおそらく」

大河「全然そんな風に見えないんだけどなー」

セイバー「私はわけあって15の頃から成長が止まっているので」

大河「何それ羨ましい」

士郎「藤ねえ、早くしないと遅刻するぞ」

大河「あ、もうこんな時間!?行ってくるわねえ、士郎も遠坂さんも遅刻したらダメよー」

凛「藤村先生、ここでも慌ただしいのね」

士郎「ははは……」


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