過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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248:名無しNIPPER[sage saga]
2015/10/14(水) 23:11:04.22 ID:zNdQQsMP0
翌朝

桜「38度7分、今日はゆっくりしてくださいね?」

士郎「すまない桜…」

桜「こちらこそごめんなさい、姉さんにはよく言い聞かせておきますから」

士郎「昨日の記憶がないんだけど――」

桜「先輩はびしょ濡れで玄関に倒れてたんですよ。それで姉さんに聞いたら川に投げたって」

士郎「何か意識を失う前にギルガメッシュがいたような気がするんだけど」

桜「ギルガメッシュさんなら警察に捕まったとかで姉さんが怒ってましたよ」

士郎「捕まった?そういや遠坂は今いないのか?」

桜「はい、姉さんは工房に行きましたよ」

士郎「あの宝石剣ってヤツか、だいたいの仕組みはわかったらしいけど」

桜「先輩は時計塔への入学を断ったんですよね?」

士郎「ああ、遠坂も今年で卒業だからな。あと数か月でここを出ないと」

桜「姉さんはここに残るそうですし別に出なくても姉さんの弟子は続ければいいんじゃないですか?」

士郎「俺は旅に出ようと思うんだ、親父がやってたように世界中を周って困ってる人を助けたい」

桜「そんな――」

士郎「桜は卒業した後どうするんだ?」

桜「冬木に戻るつもりです。やっぱりあそこが一番落ち着きますし、それに兄さんのお墓もありますから」

士郎「そっか、桜も今年卒業なんだろう?」

桜「はい、姉さんが在学の間だけの特別入学でしたから」

士郎「そっか。そういやあいつ主席卒業候補な上に時計塔の臨時講師に選ばれたんだっけ?」

桜「はい、それにあの魔道元帥ゼルレッチの直属の弟子入りが確定したらしいです」

士郎「ルヴィアさんとどちらか一人って言われてたからなあ、遠坂とルヴィアさんの大規模な喧嘩がなくなったのはそれでか」

桜「今度大規模な破壊をする喧嘩をしたら破門な上に時計塔を追い出されるらしいですよ」


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