過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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250:名無しNIPPER[saga]
2015/10/14(水) 23:24:33.94 ID:zNdQQsMP0
凛「正体がわかってるって?」

ギル「我がサーヴァントだと気付いているという事だ」

エルメロイ「その魔力量と醸し出す雰囲気、人間ではありえんからな」

ギル「ふっ、いくら抑えようと我の溢れる王気(オーラ)は隠しきれんようだな」

エルメロイ「やはり英雄王であるようだな……」

ギル「貴様征服王の臣下であった少年か、あの情けない小童がよくもこう成長したものだ」

エルメロイ「お前は四次から残ったのか、それとも前回の記憶を引き継いだのかどちらだ」

ギル「それが我に問いかける態度か。あちらの我が成そうとしたこともあながち間違いではなかったようだな」

凛「ちょっと話が全く見えないんだけど?」

ギル「前に我の宝物で第四次の記録を見たであろう?こやつは前回のライダーのマスターだ」

凛「えっ、あの?四次のマスター…あ、こいつは私が召喚したサーヴァントです」

エルメロイ「五次のサーヴァントというわけか。では英雄王よ、四次の記録を見たとはどういう事か教えてはくれまいか」

ギル「我の宝物の中には我が見た物を保存する物があってな、第四次の我が見た物を全て知ったということよ」

凛「五次は四次のギルガメッシュが受肉していて、それで中身が同一だったんです」

エルメロイ「受肉、あの聖杯による災害の中で受肉を果たしたというのか!?やはりあの聖杯は早く解体するのが賢明か……」

凛「それにしても……うわあ…人って十三年でここまで変わるんだ……」

エルメロイ「待て、お前は何を見たんだ!?」

凛「そ、そんなことより先生?ここに来たって事は何か大切な御用があるんでしょう?」

エルメロイ「そんなこと!?ゴホン、大師父からの伝言だ。卒業後の弟子入りについての話なのだが――」


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