過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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274:名無しNIPPER[saga]
2015/10/22(木) 22:49:16.91 ID:NDFVVj3j0
士郎「ここ数年起きてるっていう殺人事件や誘拐事件は――」

桜「全部私がやった事ですよ先輩」

士郎「何でそんなことを――」

桜「魔力が足りなかったからですよ」

黒い影の巨人が地面に沈み、桜の周りの草木が枯れていく

エルメロイ「魔力を吸い取っているのか?このような場所でそれ程の魔術を使うとは……」

桜「魔術の秘匿、ですか?そんなの私には関係ないですし、第一もうこの辺りには人は残ってませんよ」

士郎「――残ってない?」

桜「ええ、さっき全部呑みましたから。見ますか?」

地面の影から生きた人間の手足や頭が一瞬だけで、助けを求めながら再び沈んでいく

士郎「――ッ」

桜「知ってますか先輩、魔力を一回で全部奪って殺すより、こうやって生きたまま徐々に魔力を吸った方がたくさんの魔力が手に入るんですよ?」

士郎「桜お前――」

桜「今は数百人の人が中にいるんですよ?勿論退屈はしないように目一杯可愛がってあげてますよ」

士郎「いったい何があったんだっていうんだ。何でそこまでして魔力を集める必要がある、早く街の皆を開放するんだ」

臓硯「何、ただ単に生贄が足りなかっただけの事よ」

士郎「臓硯…!!」

臓硯「それに説得しようなんて無駄じゃ。それに桜の心など残っておらんわ」

士郎「どういう事だ!?」


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