過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします
[saga]
2016/01/05(火) 22:56:00.88 ID:uFbIKohh0
貴方の力をここで見せて
マスターのその言葉に答えるように槍を持つ、ランサーのサーヴァントと攻撃を交える
ランサー「たわけ、弓兵風情が接近戦を挑んだな――!!」
接近戦で自分に勝てるはずがないと、ランサーは一気に攻め込む
ランサーの息もつかせぬ打突の連撃に、かろうじて後退をしながら弾く
一際高い剣戟と共に、打突から薙ぎ払いに変えられた槍を受け短剣が手から離される
ランサー「間抜け――」
剣を失った自分に対し、勝敗を決しにランサーの槍が急所を狙う
アーチャー「――投影、開始」
その攻撃を全て弾き、ランサーとの距離が開く
ランサー「ちい、二刀使いか……弓兵風情が剣士の真似事とはな――」
先程より早く、そして一撃一撃が更に早くなっていく槍を弾きながらこちらも攻める
撃ち合いは既に百を超え、何度も武器を砕かれるが、再び武器を手に用意しまた撃ち合う
武器が再び現れる度にランサーは後退してゆき、仕切り直しをするためかランサーは大きく間合いを離す
ランサー「二十七、それだけ弾き飛ばしてまだあるとはな」
アーチャー「どうしたランサー、様子見とは君らしくないな。先ほどの威勢は何処に行った」
ランサー「ちい、狸が。良いぜ訊いてやるよ、テメエ何処の英雄だ」
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