過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
1- 20
388:名無しNIPPER[saga]
2016/01/20(水) 16:04:05.98 ID:1oGrp7/40
イリヤ「それで、何をしに来たのシロウ。お喋りのためだけにここに来たのではないのでしょう?」

アーチャー「そのシロウと呼ぶのをやめろイリヤスフィール、私は既に衛宮士郎ではない」

イリヤ「そうね、貴方は衛宮士郎であったかもしれないけど、衛宮士郎とは別人だもの」

アーチャー「ああ、でなければ私はここに召喚はされてなどいないだろう」

イリヤ「魂が随分と摩耗しているもの。話を聞きたかったけど、それじゃあほとんど覚えてないのかしら」

アーチャー「この時代に来たことで色々と思い出してはいるがな。残念ながら衛宮切嗣の事などほとんど覚えていない」

イリヤ「名前が出るって事は多少は覚えているのかしら?」

アーチャー「ヤツとの出会いと最期の言葉、そのヤツがオレに遺した二つの呪いぐらいか」

イリヤ「呪い?――そう、貴方の目的はわかったわ。でも残念ね、私はマスター殺し以外に契約破棄の方法は知らないわ」

アーチャー「む、やはりそうか」

イリヤ「サーヴァントから一方的に切れるのなら聖杯戦争が成り立たなくなるじゃない」

アーチャー「となるとやはり方法はないというわけか」

イリヤ「貴方を無理矢理私のサーヴァントにするという方法なら貴方とリンの契約を絶てるわ」

アーチャー「無理矢理?どのようにやるのだ?」

イリヤ「口に出すのも嫌な外道よ。やるとしたらあのマキリぐらいね、それに私のサーヴァントはバーサーカーだけだもの」

アーチャー「そうか。――む?」

イリヤ「どうしたのアーチャー?」

アーチャー「凛からの魔力の供給が途絶えた、応答もない。どうやら結界を動かされたようだ」

イリヤ「そう、なら早く行きなさい。話はまた明日しましょう」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
461Res/400.43 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice