過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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399:名無しNIPPER[saga]
2016/01/29(金) 17:55:50.48 ID:ZpkA6n0u0
イリヤ「アーチャー、昨日で会うのが最後だったんじゃなっかったかしら」

アーチャー「なに、事情が少し変わってね」

イリヤ「それはセイバーがキャスターを仕留めそこなったから?それともエミヤシロウが貴方の剣を投影したからかしら」

アーチャー「その両方とも言えるが、やはり違うな。キャスターの宝具らしきものが見えたのでな」

イリヤ「あら、貴方は昨日あの場にはいなかったでしょう?」

アーチャー「それは使い魔で覗き見していた君にも言えることだがな」

イリヤ「そういうのはいいわ」

アーチャー「私には覗き見に適した道具があるのでな」

イリヤ「へえー、それでキャスターの宝具がどうかしたの?」

アーチャー「あれはおそらく契約に何かしらの影響を与える類だろう、確証はないがな」

イリヤ「じゃあキャスターの軍門に降るのかしら」

アーチャー「冗談はよしたまえ。あの女狐とはウマが合わんよ、ただ利用させてもらうだけさ」

イリヤ「てっきり敵対関係になるからって宣戦布告かと思ったわ」

アーチャー「私が裏切ればきっと凛は君に助けを頼みに来るだろう。そのときは凛を一時的に拘束してもらいたい、無傷でな」

イリヤ「一時的?」

アーチャー「私が衛宮士郎を殺して、セイバーが凛と再契約するまでの間だ。その後ならばどうしてもかまわん」

イリヤ「凛と契約したセイバーならバーサーカーを倒せるって思ってるでしょう?……いいわ、その代わりに条件があるわ」

アーチャー「条件?」

イリヤ「貴方の話を聞かせて。覚えている限り全てを」

アーチャー「あまり楽しい話ではないが――まあそのぐらいなら良いだろう」


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