過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/02/01(月) 17:52:49.58 ID:mGd/Gvos0
決着は一瞬でついた
セイバーの攻撃に自分は耐えられなかった
セイバー「ここまでですアーチャー。万全な貴方ならまだしも今の貴方の魔力ではこれ以上戦えない」
セイバーの言う通りだろう
ランサーとの戦いで半分以上の魔力を費やした上に、今の自分には魔力を供給するマスターがいない
セイバー「この世に留まるための依代もいない。魔力の供給もままならない、今の貴方に何ができる」
アーチャー「それこそ余計な世話だ。アーチャーのクラスには単独行動のスキルが与えられる。魔力の供給がなくても二日は存在できよう」
それだけあれば衛宮士郎を殺すには十分だ
セイバー「馬鹿な…貴方の望みは聖杯ではなく、シロウを殺す事だとでも!?貴方の望みは間違っている、そんなことしても貴方は――」
アーチャー「それはこちらの台詞だセイバー。君こそいつまで間違った望みを抱いている」
セイバー「アーチャー……」
セイバーから距離をとり武器を消す
セイバー「アーチャー、剣を捨てたということは戦いを納める気に――」
アーチャー「まさか、オレはアーチャーだぞ?元より剣で戦う者ではない」
最もその弓すら、借物の贋作だが――
“I am the bone of me sword”
セイバー「やめろアーチャー!私は貴方とは――」
アーチャー「セイバー、いつかお前を解き放つ者が現れる。おそらく次も、お前と関わるのは私なのだろうよ」
“Unknow to Death.Nor Known to Life”
アーチャー「だがそれはあくまで次の話。今のオレの目的は衛宮士郎を殺す事だけだ、それを阻むのなら、この世界はお前が相手でも容赦はせん」
“――Unlimited blade works.”
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