過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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422:名無しNIPPER[saga]
2016/02/01(月) 18:07:33.85 ID:mGd/Gvos0
セイバー「これ、は――」

セイバーが戸惑いの声をあげる

凛「固有結界。心象世界を具現化して現実を侵食する大禁呪。つまりアンタは剣士でもなければ弓兵でもなくて」

アーチャー「そう、生前、英霊となる前は魔術師だったということだ」

セイバー「では貴方の宝具は――」

アーチャー「そんなものはない。宝具が英霊のシンボルだというのなら、この固有結界こそがオレの宝具」

セイバー「これが…貴方の世界だというのかアーチャー」

アーチャー「そうだ、なんなら試してみるかセイバー。お前の聖剣――確実に複製してみせよう」

セイバー「私の聖剣、その正体を知っていうのか」

アーチャー「勿論、あれほどのものになると完全な複製はできぬが、真に迫る事はできる」

普段ならば到底投影などできぬが、この世界の中にその実物があるのだから

アーチャー「となるとどうする?聖剣同士が衝突した時、周りの人間は生きていられるかな」

セイバー「な――アーチャー、貴方は……」

アーチャー「そういうことだ、間違っても聖剣を使うなセイバー。生き残るのは衛宮士郎だけ、それではあまりにも意味がない」

左手を上げると背後の地面刺さっていた剣が次々に浮遊していく

アーチャー「抵抗はするな。運が良ければ即死することもない。事が済んだ後お前のマスターに癒してもらえ」

背後の剣をセイバーと衛宮士郎の両方を貫ける位置に配置する

アーチャー「躱してもいいが、その場合、背後の男はあきらめろ」

士郎「――投影、開始。ふざけ――――てんじゃねえ、テメエ――――!!」


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