過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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名無しNIPPER
[saga]
2016/02/01(月) 19:13:35.52 ID:mGd/Gvos0
アインツベルンの城に来たはいいが来客があった
慎二は凛が欲しいようだが関係ない
高笑いをする慎二とその後ろにいる金髪の男・英雄王ギルガメッシュを無視して外に出ようとする
ギルガメッシュ「――偽物」
それを無視して出て行き、城の広場に向かう
ギルガメッシュ「待てアーチャー」
アーチャー「何の用だギルガメッシュ。慎二の手前見過ごしたが、始末しにきたか」
ギルガメッシュ「お前のマスター、いや元マスターか。あの娘には我が合図をするまでは手を出さぬよう慎二に言っておいてやったぞ」
アーチャー「ふん、余計な真似を。あの少年がそう容易くそれを守るとは思えんがね」
ギルガメッシュ「あのような道化、手綱を握るのは容易いことよ」
アーチャー「何を考えているギルガメッシュ」
ギルガメッシュ「愉悦さ。貴様のような贋作は見るに堪えんが、貴様のやろうとしている事は実に興味深い」
アーチャー「私のやろうとしている事だと?」
ギルガメッシュ「我も昔の我に会えば同じ事をするだろうよ」
アーチャー「君は昔ではなく今の自分との遭遇でも喜んでするだろう。君はそういう男だ」
ギルガメッシュ「やはり貴様の贋作は我の宝物庫から盗み見たモノか」
アーチャー「そうだとしたらどうするのかね」
ギルガメッシュ「コトが済んだ後で我自ら裁定してやろう」
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