過去ログ - 士郎「それで…誰も泣かずにすむのなら――」
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83:名無しNIPPER[saga]
2015/09/16(水) 00:30:33.87 ID:JnuHItBU0
翌朝

キッチンにて皿の割れる音が響く

大河「もうこれで四枚目よ?士郎、熱でもあるんじゃない?よそうの手伝おうか?」

士郎「大丈夫、少し寝違えただけだ。それに藤ねえが手伝った方が皿が割れるだろ」

大河「何おう?私だってそこまで割らないわよ、こんな時に桜ちゃんがいたら――そういえば何で最近桜ちゃん来てないの?」

士郎「それは――」

凛「わたしが断ったんです。三人も急に下宿させてもらっているのに間桐さんに食事を用意してもらうのは悪いですから」

大河「そうなんだー。あ、でも遠坂さんもセイバーちゃんも美人さんだから……桜ちゃん負けちゃう!!」

士郎「何に負けるんだよ。ほら、藤ねえ今日はいつもより早いんだろ?」

大河「そうなのよー、昨日からうちの生徒が一人行方不明で――あ」

士郎「行方不明?家出か?それで昨日の夜来なかったのか」

大河「士郎も遠坂さんも無関係じゃないから言うけど、家出したっていう生徒は美綴さんなのよ」

士郎「美綴が?って何で遠坂も無関係じゃないんだ?」

凛「わたしと綾子は同じクラスだし、結構仲良いのよわたし達。でも綾子が家出するとは思えないわね」

大河「でしょう?だから何かあったんじゃないかって昨日から警察にも相談して探してるんだけど」

士郎「最後に誰か見たりしてないのか?」

大河「学校で間桐君と揉めてるところを一年の子が見たらしいんだけど、間桐君は何も知らないらしいのよね。じゃあ行ってくるわね、道中にはちゃんと注意すること」


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