過去ログ - 【デレマス】加蓮「自覚と、それから」
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1: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:11:59.22 ID:AfEpQHQv0
初投稿です

※注意※
当SSは作者の勝手な設定、世界観等を多分に含みます。それを許容して下さる心やさしい方、生温かい目で見守ってくださる方のみお進みください。
駄文ですが楽しんでいただけたら幸いです。

勝手な設定
・Pと加蓮は親戚同士で幼いころからの知り合い
・↑から互いの家に泊まりに来たり泊まりに行ったり、昔の思い出も色々
・一応ちひろさんは知ってるけど他の子たちは知らない


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2: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:12:39.12 ID:AfEpQHQv0
〜〜12月上旬〜〜
寒空の中、私たちは車に乗り事務所へと向かっている。
しばらく外を眺めていると、運転する彼が

P「ふわぁ〜……」
以下略



3: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:13:12.85 ID:AfEpQHQv0
そんな風に話をしていると、あっという間に事務所に到着。
見慣れた入口。見慣れたビル。何度も通い見慣れているはずのこの景色も、その日、最初の一回目だけはなんだか緊張する。
その緊張をほぐすように伸びをして、

加蓮「……よし!さ、行こ」
以下略



4: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:13:56.63 ID:AfEpQHQv0
凛「さあ」

奈緒「説明してもらおうか」

加蓮「はい?」
以下略



5: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:14:33.58 ID:AfEpQHQv0
ちひろ「では私のほうから説明しましょう。『加蓮さんがばらした』という体でなければPさんも怒ったりしないでしょうし」

加蓮「はい……お願いします」

ちひろ「まず、加蓮さんとPさんは親戚同士で幼いころからの付き合いだそうです」
以下略



6: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:15:16.79 ID:AfEpQHQv0
P「お、加蓮、凛、奈緒、こんなところにいたのか。」

P「クリスマスイベントの衣装が届いたからその試着をしてほしいんだが……」

P(…え?なにこの空気?というかなんかめっちゃ睨まれてる気が)
以下略



7: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:15:55.50 ID:AfEpQHQv0
〜〜〜試着後〜〜〜

P「で、何を聞きたいんだ?だいたいのところはちひろさんが話したんだろ?」

ちひろ「はい」
以下略



8: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:16:23.58 ID:AfEpQHQv0
P「ちょっとちひろさん、怖いこと言わないで下さいよ。親戚同士ですし、今までもよくあったことですし」

凛「今までも?」チラッ

奈緒「よくあった?」チラッ
以下略



9: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:16:53.14 ID:AfEpQHQv0
この後散々質問された。いや、うん、あれは尋問だと思う。
まぁ、寝室は別にしてるし、料理は私がけがをしないようにって言ってやらせてもらえないけど早起きした時は朝食を作ってあげたりとかはするけども。
意識しすぎ……なのかな。

凛「惚気か」
以下略



10: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:17:22.42 ID:AfEpQHQv0
〜〜〜ミーティングが終わって三人でお茶を〜〜〜

凛「踏み込んだこと聞くけどさ、加蓮はPのことどう思ってるの?好きなの?」

加蓮「ぅえ!?」
以下略



11: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:17:54.17 ID:AfEpQHQv0
加蓮「今朝にちひろさんが説明してたけど、私小さい頃から病気がちで、外に出ることも少なかったから友達とかも全然いなかったんだけど、小学校の頃かな、体調が良かったから初めてお正月の親戚の集まりに出れることになって」

加蓮「その時に親たちの挨拶が退屈で、不貞腐れてた私に、兄さんが『退屈なら抜け出してどこか遊びに行かないか』って連れ出してくれたの。後になってお母さんが頼んだんだって知ったけど」

加蓮「それから兄さんと会う機会も増えて、いろんな事があって、『今』があるの」
以下略



12: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:18:20.71 ID:AfEpQHQv0
加蓮「で、でも」

凛「『あの人が優しいのは自分にだけ特別じゃない』、とか?」

加蓮「心を読まないでよ」
以下略



13: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:18:54.81 ID:AfEpQHQv0
『兄さんの一番』
多分、ずっと気づかないようにしてた。
「そうなれたらいいな」なんて、軽く考えてたのかもしれない。
でも、実際にそう聞かされて、自覚させられて、たくさんの感情が入り混じって。

以下略



14: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:19:24.03 ID:AfEpQHQv0
〜〜〜最寄駅到着〜〜〜

凛「ありがと。また明日ね」

奈緒「じゃーな」
以下略



15: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:19:53.51 ID:AfEpQHQv0
〜〜〜そしてP宅到着〜〜〜

P「さて、夕飯どうする?食材は昨日のうちに多少買っておいたからだいたいのものは作れると思うが」

加蓮「ん〜、そうだ!オムライスが食べたい。ふわとろのやつ」
以下略



16: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:20:23.51 ID:AfEpQHQv0
そう言えば、以前のウェディングドレスの仕事のときに……

P『まさか加蓮がウェディングドレスを着るとはな』

加蓮『なによ、似合ってないの?』
以下略



17: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:20:54.84 ID:AfEpQHQv0
P「加蓮、オムライス出来たぞー」

加蓮「はーい」

加蓮(ちゃんと、伝えたい。だから……)
以下略



18: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:21:29.47 ID:AfEpQHQv0
〜〜〜翌日、りんなおかれんでティータイム〜〜〜

奈緒「で、結局気持ちの整理はついたのか?」

加蓮「うん……、ちょっと先走っちゃったかもだけど」
以下略



19: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:21:57.59 ID:AfEpQHQv0
〜〜〜そのころPは〜〜〜

P「――――なんてことがあったんですが」

P「ちひろさんは何か知りませんか?」
以下略



20: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:22:38.12 ID:AfEpQHQv0
〜〜〜そして12/24、クリスマスイベント当日〜〜〜

奈緒「あああぁぁぁ緊張するぅぅぅ」

凛「落ち着きなさいって。何か言ったところで変わるわけじゃないんだし」ウロウロ
以下略



21: ◆sDG6cMODAE[sage saga]
2015/09/05(土) 00:23:03.59 ID:AfEpQHQv0
〜〜〜イベント終了〜〜〜

P「みんなお疲れ様。盛況だったな」

奈緒「ふふん、どんなもんよ」
以下略



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