過去ログ - モバP「インクレディブル・モバP」
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22:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:13:18.88 ID:tflxmorM0
晶葉「その通りだ! おそらく助手の違和感は身体能力、代謝の向上などの、今までの体との微妙な変化によるものだろう!」
P「なるほど。じゃあ、とりあえずは心配ないんだな」
晶葉「当面はな、だが、問題はまだあるのだ」
23:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:14:13.02 ID:tflxmorM0
ちひろ「い、いやですね! 安全に決まってるじゃないですか! 現にPさんはここ何年か異常な量を飲んできてますけど、今まで変化は起きてませんよね! ほら、安全ですよ!」アセアセ
P「本当に? 最近成分変えた、とかはないですよね?」
ちひろ「そんな! 水道水なんて詰めてな……あっ!」
24:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:14:53.76 ID:tflxmorM0
ちひろ「その、デスこら太の件の時にスタドリの成分を少し変えて実験しかけてたのを忘れてました……」シュン
P「というと?」
ちひろ「あの一件以来のスタドリは安全性が確保されていた今までのスタドリと違って、効果が未知数です……」
25:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:15:52.83 ID:tflxmorM0
ここ最近感じていた違和感の原因がつかめ、安堵の息を吐いた時だった。
突如、事務所のレッスン室の方から悲鳴が聞こえてきた。
P「なんだ……!? この声……、麗奈か!」
26:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:16:50.54 ID:tflxmorM0
卯月「ぴにゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
突如、うずくまっていたはずの卯月が大声をあげ、暴れだした。サイズが大きいだけかと思いきや、力も相応なものらしく瞬く間にレッスン室を破壊しながら俺と麗奈に向かって来ようとしている。
P「卯月! 落ち着け! とまるんだ!」
27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:18:24.86 ID:tflxmorM0
麗奈「ば、バカなこと言ってんじゃないわよ! 今の卯月をどうやって止めるのよ!」
麗奈の疑問は至極当然であろう。だが、俺はプロデューサーだ。
P「俺は、お前らアイドル全員を守るのが仕事なんだよ」
28:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:19:38.72 ID:tflxmorM0
P「もし、そうであるなら。俺もなれるはずだな」
P「アイドルは俺の手で守る。アイドルに助けられるだけじゃない」
大きく息を吸って下腹部に力を入れる。全身に気合を入れ、卯月と向かい合う。
29:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:20:59.65 ID:tflxmorM0
P「うがぁっ!」
ぼやける意識の中、なんとか気合で壁の穴から這い出る。はっきりしない意識の中で見えた俺の右手は普段のヒョロヒョロな俺の腕とは違い、太く逞しく、そして緑色の腕だった。
P「ふぅーっ!」ブンッ
30:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:21:37.58 ID:tflxmorM0
P「ぐおぉぉぉっ!」グッ
いつまでも殴り合っていては決着がつきそうにないため、卯月には悪いが無理やり絞め落とすことにする。卯月の首元めがけて両手を伸ばし、チョークスリーパーホールドの姿勢を取る。
卯月「ぴ、ぴにゃぁぁっ!」
31:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:22:36.98 ID:tflxmorM0
数日後 病院
P「む」ムクリ
P「ここ、どこだ」キョロキョロ
32:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:23:37.47 ID:tflxmorM0
晶葉「レッスン室がある棟は滅茶苦茶に壊れてしまっているが、ほかには影響はない。もちろん死傷者もゼロだ」
晶葉「あの時、麗奈が私の元に来てくれたおかげでいち早くウサちゃんロボを周囲に派遣し、避難誘導を行えたってのも大きいが、何より助手が卯月を抑えてくれたおかげだな」
菜々「ですね! 麗奈ちゃんから連絡もらって急いで向かったんですけど、その時にはもう事態は落ち着いてましたし」
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