過去ログ - モバP「インクレディブル・モバP」
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23:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:14:13.02 ID:tflxmorM0
ちひろ「い、いやですね! 安全に決まってるじゃないですか! 現にPさんはここ何年か異常な量を飲んできてますけど、今まで変化は起きてませんよね! ほら、安全ですよ!」アセアセ

P「本当に? 最近成分変えた、とかはないですよね?」

ちひろ「そんな! 水道水なんて詰めてな……あっ!」
以下略



24:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:14:53.76 ID:tflxmorM0
ちひろ「その、デスこら太の件の時にスタドリの成分を少し変えて実験しかけてたのを忘れてました……」シュン

P「というと?」

ちひろ「あの一件以来のスタドリは安全性が確保されていた今までのスタドリと違って、効果が未知数です……」
以下略



25:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:15:52.83 ID:tflxmorM0
 ここ最近感じていた違和感の原因がつかめ、安堵の息を吐いた時だった。
 突如、事務所のレッスン室の方から悲鳴が聞こえてきた。

P「なんだ……!? この声……、麗奈か!」

以下略



26:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:16:50.54 ID:tflxmorM0
卯月「ぴにゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 突如、うずくまっていたはずの卯月が大声をあげ、暴れだした。サイズが大きいだけかと思いきや、力も相応なものらしく瞬く間にレッスン室を破壊しながら俺と麗奈に向かって来ようとしている。

P「卯月! 落ち着け! とまるんだ!」
以下略



27:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:18:24.86 ID:tflxmorM0
麗奈「ば、バカなこと言ってんじゃないわよ! 今の卯月をどうやって止めるのよ!」

 麗奈の疑問は至極当然であろう。だが、俺はプロデューサーだ。

P「俺は、お前らアイドル全員を守るのが仕事なんだよ」
以下略



28:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:19:38.72 ID:tflxmorM0
P「もし、そうであるなら。俺もなれるはずだな」

P「アイドルは俺の手で守る。アイドルに助けられるだけじゃない」

 大きく息を吸って下腹部に力を入れる。全身に気合を入れ、卯月と向かい合う。
以下略



29:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:20:59.65 ID:tflxmorM0
P「うがぁっ!」

 ぼやける意識の中、なんとか気合で壁の穴から這い出る。はっきりしない意識の中で見えた俺の右手は普段のヒョロヒョロな俺の腕とは違い、太く逞しく、そして緑色の腕だった。

P「ふぅーっ!」ブンッ
以下略



30:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:21:37.58 ID:tflxmorM0
P「ぐおぉぉぉっ!」グッ

 いつまでも殴り合っていては決着がつきそうにないため、卯月には悪いが無理やり絞め落とすことにする。卯月の首元めがけて両手を伸ばし、チョークスリーパーホールドの姿勢を取る。

卯月「ぴ、ぴにゃぁぁっ!」
以下略



31:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:22:36.98 ID:tflxmorM0
数日後 病院

P「む」ムクリ

P「ここ、どこだ」キョロキョロ
以下略



32:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:23:37.47 ID:tflxmorM0
晶葉「レッスン室がある棟は滅茶苦茶に壊れてしまっているが、ほかには影響はない。もちろん死傷者もゼロだ」

晶葉「あの時、麗奈が私の元に来てくれたおかげでいち早くウサちゃんロボを周囲に派遣し、避難誘導を行えたってのも大きいが、何より助手が卯月を抑えてくれたおかげだな」

菜々「ですね! 麗奈ちゃんから連絡もらって急いで向かったんですけど、その時にはもう事態は落ち着いてましたし」
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33:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:24:23.52 ID:tflxmorM0
晶葉「無事は無事なんだが……」

P「?」

晶葉「卯月も今は人間サイズだが、あのぴにゃこら太状態になってしまうのが治療できていない」
以下略



34:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:25:12.47 ID:tflxmorM0
P「じゃあ、スタドリ飲まなければ卯月は治るんだな!?」

晶葉「だから落ち着け! また変身してしまうぞ!」

P「ああ……すまない……。だが、卯月が……」
以下略



35:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:25:54.45 ID:tflxmorM0
志希「うんうん♪ 志希ちゃんウソツカナイ!」

菜々「なんで片言……」

晶葉「では早速卯月と助手に!」
以下略



36:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:27:12.52 ID:tflxmorM0
志希「うんうん、効果はバッチリなはず。すぐ効くよん」

P「ぐっ……! がぁっ……!」ドクンッドクンッ

菜々「これって本当に効いてます……? ナナにはそんな風に見えないんですけど……」
以下略



37:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:28:00.38 ID:tflxmorM0
P「はぁはぁ……、菜々さん……」

菜々「はい。ナナですよ。大丈夫ですからね?」ギュッ

菜々「今は落ち着きましょう? ね? さ、横になって」
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38:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:28:43.49 ID:tflxmorM0
ちひろ「それはですね!」ドアバーン

菜々「ちひろさん! ドアはお静かに!」

ちひろ「あ、はい。すみません」ヘコヘコ
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39:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:29:27.28 ID:tflxmorM0
ちひろ「確実なことはわかりません。ただ、ひとつ言えるのはプロデューサーさんはしばらくこのまま、ということですね」

菜々「そんな……」

晶葉「大丈夫だ、ウサミン。私と志希がいるんだ。すぐになんとかしてみせるさ」
以下略



40:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:30:46.53 ID:tflxmorM0
菜々「すぐ、もとに戻れますよ。Pさん」ナデナデ

菜々「さて、じゃあナナはお仕事の時間なんで、一度帰りますね。また来ますね。では」ガチャ

P「……」ムクリ
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41:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/07(月) 18:33:41.05 ID:tflxmorM0
以上になります。お読みいただけましたらありがとうございます。

当初、きらりをハルクにするつもりだったのですが、緑のブサイクをアイドルにしてよいものか悩んだためこのような形になりました。

ただ、アニメではっしーがぴにゃこら太だったので、こりゃ卯月で行くしかないとも思ったのですが、卯月は可愛いですからね。
以下略



42:名無しNIPPER[sage]
2015/09/07(月) 20:07:12.55 ID:Hgfmze/d0
乙です。アベンジャーズが揃ったからには是非「Avengers Assemble!」の号令が聞きたいですね。


43:名無しNIPPER[sage]
2015/09/07(月) 22:11:41.78 ID:iXSe6kXDO
アベンジャーズまで行くとブラックウィドウやホークアイはどうなるか。

でも、ぴにゃでも良かったんじゃね?
充分可愛いよ?


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