過去ログ - P「律子って結構可愛い声してるよな」
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1: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:24:55.32 ID:6RIh9sJA0
律子「はい?」

P「いや、お前がアイドルだった頃に『Sunny Day Sunday』カバーしたじゃん?」

律子「ああ、そんなこともありましたね」

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2: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:25:36.93 ID:6RIh9sJA0
P「律子がプロデューサーになってから怒られてばっかだからかもしれんが、改めて聞いてみると凄い可愛い声でビックリしたよ」

律子「怒られてる自覚があるならバカなこと言ってないでちゃんと仕事して下さいよ。残業終わりませんよ」

P「はは、すまんすまん」
以下略



3: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:26:15.90 ID:6RIh9sJA0
律子「……」バタンッ

律子「ええぇぇぇぇ////////」プシュー

律子「また懐かしい話を……じゃなくて、プロデューサーが私のことを……かかかかか可愛いって////」ワタワタ


4: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:27:23.35 ID:6RIh9sJA0
律子「お、落ち着くのよ秋月律子。可愛いって言ったのは私じゃなくて飽くまで私の声なんだから!」

律子(で、でも……あんな事言うってことは、少なくとも嫌われてはない……わよね?)

律子(いつもうるさいこと言ってばっかりだもんなぁ……偶には他の子達みたいに可愛い台詞の一つでも言った方が良いのかしら……)


5: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:28:23.07 ID:6RIh9sJA0
律子「ぷ、プロデューサー、いつもありがとうございます! 日頃の感謝の気持ちにお菓子作ってきました♪……なんて」テレテレ

亜美「それじゃはるるんの丸パクリじゃん」

律子「そうよね。アイドルの売り込みと同じでこういうのもオリジナリティがないと……」
以下略



6: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:29:11.21 ID:6RIh9sJA0
律子「さよなら」ガラッ

亜美「ちょっ!? 律っちゃん、早まらないでよ! そこ窓、ここ二階!」グイグイ

律子「離してぇぇぇ! 穴掘って埋まらせてぇぇええ!」ジタバタ
以下略



7: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:29:44.72 ID:6RIh9sJA0
……

ギャーギャー

P(何かやけに賑やかだな……)
以下略



8: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:30:17.82 ID:6RIh9sJA0
……

亜美「大丈夫だって、亜美が律っちゃんの揺れる乙女心を言いふらしたりすると思う?」

律子「ええ」
以下略



9: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:30:58.35 ID:6RIh9sJA0
律子「っていうかアンタ何でこんな時間に事務所にいるのよ」

亜美「えへへ、真美と喧嘩してこっそり家出して来ちゃった」

律子「アンタねぇ……」
以下略



10: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:31:27.56 ID:6RIh9sJA0
亜美「あはは、ごみんごみん。でも律っちゃんの好みってもっと出来る人タイプかと思ってたよ。ほら、あの三高ってやつ。高身長、高学歴……高見盛?」

律子「高収入でしょ。それにあの人結構優秀よ? 私がトップアイドルになれたのも彼のお陰だし」

亜美「なるほど、二人三脚してる内に愛を育んだと」フムフム
以下略



11: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:32:17.55 ID:6RIh9sJA0
亜美「まーまー。ここはこの双海姉妹のプリティウーマンこと亜美に任せなよ!」

律子「はぁ、何で中1のアンタに恋愛指南されなきゃいけないのよ」

亜美「いやいや律っちゃん、考えてみなよ。律っちゃんは今まで色恋沙汰にかまけた事があったかい?」
以下略



12: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:32:43.38 ID:6RIh9sJA0
亜美「それだよ! 律っちゃんは鎖骨になりすぎなんだよ!」

律子「卑屈じゃない?」

亜美「そーとも言う。とにかく、律っちゃんは自分に自信なさ過ぎて色恋沙汰にノータッチだった」
以下略



13: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:33:15.92 ID:6RIh9sJA0
亜美「だ・か・ら、この愛されガール双海亜美様が、律っちゃんに愛される女のなんたるかを教えたげるってわけだよ!」

律子「ま、まあアンタも現役アイドルなわけだしね……とりあえず聞くだけ聞かせて貰うわ////」

亜美(んっふっふー、面白くなってきましたなぁ)ニヤニヤ


14: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:33:41.25 ID:6RIh9sJA0
……

律子「……」ガチャッ

P「お、律子お帰り」
以下略



15: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:34:12.11 ID:6RIh9sJA0
……

亜美『良いかい律っちゃん。既に親しい関係……しかも恋愛じゃなく友情方面でって場合は、まず相手の持ってるイメージを壊すとこから始めなきゃ駄目だよ!』

律子『なるほど、まずは女として認識して貰うってわけね』
以下略



16: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:34:51.62 ID:6RIh9sJA0
……

律子(今思えば、私は何中学生に恋愛相談乗って貰ってるのよ……)

亜美(律っちゃん、ファイトだよ!)コソコソ
以下略



17: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:35:22.03 ID:6RIh9sJA0
律子(うぅぅ、髪を下ろすだけだってのに意識すると妙に恥ずかしい////何とか自然に出来ないかしら……そうだ!)

律子「き、今日は何だか肌寒いですね!」

P「そうか? 秋らしい過ごしやすい日だと思うけど」
以下略



18: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:35:57.28 ID:6RIh9sJA0
律子「と言うことで、髪を下ろそうと思います!」

P「あ、ああ。どうぞ」

律子(何とか自然に出来たわね……)シュルシュル
以下略



19: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:38:13.31 ID:6RIh9sJA0
律子(さて、プロデューサーの反応は……)チラッ

P「……」ジー

律子(め、めっちゃ見てるぅぅぅ!)ドキドキ
以下略



20: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:39:23.92 ID:6RIh9sJA0
P「年相応って感じになるな!」

ドンガラガッシャン!

P「っ!??! な、なんだ今の音!」
以下略



21: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2015/09/08(火) 01:39:59.98 ID:6RIh9sJA0
……

律子「亜美、急に大きな音たてないでよ!」

亜美「ごみんごみん。でもさ、兄ちゃんのあの反応聞いちゃドンガラせずにはいられませんぜ!」
以下略



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