過去ログ - 沙紀「『僕は付き合うのはごめんですな』」
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311:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 13:33:34.02 ID:lpCSA88e0
加蓮「泣かないで、叔母さん……スカーレットも辛かったのよ。どこにも行けなかったんですもの……」ギュッ……

加蓮「スカーレット……取り乱してはだめよ……私にはあなたがどんな勇気がある事をしたか分かっているわ……もし何か言う人が居たら……それは全部私が引き受けるわ……」

保奈美(余計なお世話だわ。あんたに引き受けてもらうも何も気にしちゃいないもの。)
以下略



312:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 13:34:34.69 ID:lpCSA88e0
加蓮「この街にいる傷病兵さんたちは故居から遠く離れて、訪ねて行くお友達もいない人ばかりなのよ?……その人たちの事を考えたら、私たちもどこのお宅でもやっているみたいに、日曜日には傷病兵さんたちを家にお招きするべきじゃないかしら?」

瑛梨華「え、えっと……それは……傷病兵さんたちのためにパーティーをするってこと……?」

加蓮「ええ、それが正しいやり方だと思うの。……あなたがチャールズをいかに愛していたかは私たちみんな知っているもの、これなら大丈夫よ…?」
以下略



313:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 13:35:29.06 ID:lpCSA88e0
加蓮「……ね、叔母さん。スカーレットは本気で言っているわけじゃないのよ?……だから、涙を拭いて。」

瑛梨華「うう………め、メラニーがそう言うなら……………」

ガチャ
以下略



314:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 13:36:12.30 ID:lpCSA88e0
保奈美(小麦粉を練って固めただけでももっとマシな味になるでしょうに。このワッフルは、ワッフルと呼ぶにも値しないわ。) パクパク

加蓮「………………………………」

保奈美(はぁ……タラの小麦粉さえあれば………………)
以下略



315:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 13:37:17.33 ID:lpCSA88e0
加蓮「驚かしてしまって本当にごめんなさい……でも、私……あまりに嬉しくて……ぐすっ……感動してしまって……………」

巴「ほい、しっかりせぇ。」

瑛梨華「う、うーん…………あ、アシュレは…………」
以下略



316:名無しNIPPER[sage]
2015/09/16(水) 14:49:33.69 ID:n2/gr2mAO
ああ……!バトラー船長、ありがとう…ありがとう…!


317:名無しNIPPER[sage]
2015/09/16(水) 14:56:35.51 ID:eqQvfgJAO
↑彼はやはり紳士だわ……いえ、聖人とさえ言ってもいい……!


318:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 15:05:43.99 ID:lpCSA88e0
加蓮「ああ……!バトラー船長、ありがとう…ありがとう…!あの方はやはり紳士だわ……いえ、聖人とさえ言ってもいい……!」

瑛梨華「…………え、ええっと………」

加蓮「言ったでしょう、ピティ叔母さん。あの方は紳士だって!でなければどうして、私の心中を察してくださった上で、こんな思いやりに溢れた事をしてくださるでしょうか!」
以下略



319:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 15:14:05.67 ID:lpCSA88e0
加蓮「あ、見て!あなたの指輪まで一緒よ!その……なんと言うか…………あの方はまるで神様みたいに慈悲深いのね……!」

大きな金の指輪「………………」

保奈美「まぁ…………!(…人に腹を立てさせたら、右に出る人はいないわ、せっかく清々したと思ったのに!)
以下略



320:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 15:25:47.66 ID:lpCSA88e0
保奈美(ああ……そう言う事ね。私に嫌がらせをするだけが目的じゃなくて………………)

加蓮「いいわよね、スカーレット?」

保奈美「ええ、それがいいと思うわ。(…こうすればこの家の招待状を手に入れるって分かってたんだわ。……ピティパット叔母さんったら可哀想に。)
以下略



321:名無しNIPPER
2015/09/16(水) 15:35:34.70 ID:lpCSA88e0
保奈美「……私に手紙を差し出す物好きなんて……………」

『母より』

保奈美「……………これが届いたのはいつ…?」
以下略



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