16:名無しNIPPER[saga]
2015/09/12(土) 15:29:36.00 ID:NXG886aPo
「あ……ええと……私も休憩させてもらいますね」
「はーい。よし、それじゃあタイマンといこうか雪美ちゃん!」
「……マップは図書館……負けない……」
一仕事終えたような面持ちで美優さんが出て来た。
給湯室に足を向けかけて、ソファの上に寝そべる僕達に気付く。
「ペロくんにわんこくん。すぐここに居たんですね……おとなしくて気付きませんでした」
『そっちも盛り上がってたからね』
「……ふふっ。いいこですね」
僕は聖來の次くらいに美優さんが大好きだった。
今も、いつだって、美優さんが僕を撫でる手は太陽みたいにあたたかい。
油断すると眠ってしまいそうなくらいだった。
ゴト、ガタンッ!
『――何だ』
身を起こして唸り声を上げる。
大きな物音。聖來たちの居る方だ。
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