12:名無しNIPPER[sage]
2015/09/16(水) 01:32:16.56 ID:5dVm6oRE0
「とても良い、取材になりました」
「真姫によろしく伝えてください」
この時は意味が分からなかったが、私はすぐにその意味を知ることになる。
あの日、海未に真姫に焚きつけるような内容のメールを送ったことが判明。
酔っていたとはいえ、海未が朝眠そうにしていたのは、どうも私たちの情事を覗いていたからのようである。
あくまで、推測なのだが。
しかし、1ヶ月後、ピアノが得意なツンデレ女学生と、美人で面倒見の良い教師の百合小説が出版。(もちろん、えっちなシーンもあるのだ)
プチヒットとなったのである。
内容に目を通し、推測が確信に変わる。
園田海未。末恐ろしい娘である。
μ'sの作詞家はいつしか策士家になっていたのである。
私は彼女の手のひらで、転がされていた、
もとい、海で泳がされていたのである。
……海と海老だけに。
また、つまらぬ事を考えついてしまった。
その後、この百合小説家は別の作品で大ヒットを飛ばす事になるのだが、それはまた別の話である。
絢瀬絵里。27歳。
真姫と付き合いだして約一週間。
2月に起きた事件であった。
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