過去ログ - コバヤシ「人間椅子」
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3:名無しNIPPER[sage]
2015/09/19(土) 21:43:53.36 ID:0LPnXgDF0
ハシバ(…最近、コバヤシの態度がどこかそっけなくなってきてる気がする)

ハシバ(無理もないだろうな…でも、俺は…ハシバコンツェルンの跡取りとして、コバヤシのゆ、友人として…あいつをほうっておけない)

ハシバ(それに、コバヤシと…………………………)
以下略



4:名無しNIPPER[sage]
2015/09/19(土) 21:46:35.09 ID:0LPnXgDF0
ハシバ「あいつ…?」

アケチ「黒蜥蜴だ。なんでも自分の逮捕記念日だとか何とかでな…追い払おうとしたんだが面倒なことになって、結局俺が折れた」

ハシバ「面倒な事…ていうと、もしかしてコバヤシが欲しがった、とかですか」
以下略



5:名無しNIPPER[sage]
2015/09/19(土) 21:55:38.66 ID:0LPnXgDF0
ハシバ「でもこれ、本当に綺麗ですよ。木材も皮も質のいいのを使ってるみたいだし、彫刻も相当腕のいい職人の業みたいです」

アケチ「お前、こういうの詳しいのか?」

ハシバ「ええ、父がアンティークのコレクターなもので…」
以下略



6:名無しNIPPER[sage]
2015/09/19(土) 22:01:16.76 ID:0LPnXgDF0
ハシバ「たしかにこの椅子、すごく大きいですね…装飾といい、事務所の雰囲気とも浮いてる気が」

アケチ「なんでも、もともとは外人向けの高級ホテルのラウンジにあった椅子だったそうだ。それから政府高官の邸宅だったかで使われてたのが、売りに出されたのを買い取ったらしい」

ハシバ「いくらしたんですか…」
以下略



7:名無しNIPPER[sage]
2015/09/19(土) 22:08:48.59 ID:0LPnXgDF0
ハシバ「……この椅子、やけに大きいとは思ってたけど…」

ハシバ「…背凭れも、脚も。肘掛けも…内部にぽっかり、空洞がしつらえてある」

ハシバ(……まさか、まさかだけど…)
以下略



8:名無しNIPPER[sage]
2015/09/19(土) 22:14:51.75 ID:0LPnXgDF0
コバヤシ「アケチ先輩、警視庁の捜査情報を…って、寝てるんですか、アケチ先輩?」

アケチ「…いや、起きた。お前の足音はうるさい、静かに歩け」

コバヤシ「すいません、アケチ先輩。警視庁で受け取ってきた資料と、先輩の指示した質問への解答メモです」
以下略



9:名無しNIPPER[sage]
2015/09/19(土) 22:18:55.13 ID:0LPnXgDF0

アケチ「はーい、アケチ先輩」ボスッ

ハシバ(うおああああああああああああああああああ)

以下略



10:名無しNIPPER[sage]
2015/09/19(土) 22:24:34.39 ID:0LPnXgDF0
ハシバ(何も見えない闇の中で…皮一枚隔てて…コバヤシの重みが…コバヤシの身体の、体温を伴った肉感的な重みが……俺の胸の、腰の、腿の上に、、、、、、、)

ハシバ(コバヤシの華奢な背中の肉のうごめきが、、薄い肉の層に包まれた小さな心臓の鼓動が、、、肩胛骨のうねりが、、、、弾力ある尻の肉が、、、、、程よくしまった太ももが、、、、、、)

ハシバ(俺の、俺の肉体を直に蹂躙する…!!)
以下略



11:名無しNIPPER[sage]
2015/09/19(土) 22:35:43.10 ID:0LPnXgDF0

アケチ「なんだ?」

コバヤシ「今、ハシバくんの声が聞こえたような気が…」

以下略



12:名無しNIPPER[sage]
2015/09/19(土) 22:45:08.75 ID:0LPnXgDF0

コバヤシ「それじゃあアケチ先輩は、犯人は他にいると考えてるんですね!」

アケチ「憶測だがな。あとは実際に聞いてみればはっきりするだろう」

以下略



13:名無しNIPPER[sage]
2015/09/19(土) 22:55:27.92 ID:0LPnXgDF0
コバヤシ「勝手に捨てたりしないでくださいね、ボク、気に入りましたから」


ハシバ「!?」

以下略



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