34:名無しNIPPER[saga]
2015/09/21(月) 23:48:44.72 ID:ANMzMjAfo
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――小鍛治プロの裏話を聞いていると、すでに時刻はお昼を回っていた。
「あ、やばい。おばさま、すこやん借りていきますね!」
――福与アナは叫ぶやいなや小鍛治プロの元に走っていく。
――これからお仕事の打ち合わせを?
「いや、もう時間もないんで、着替えだけしてもらってあとは控え室で寝癖とってもらうだけですね。一応資料は準備してあるんで、行きの車の中で読んでもらいます」
――着替えをするということで、我々は中へは入らず、部屋の外で待機する。
――10分ほどすると、ぼさぼさ頭の小鍛治プロが部屋から飛び出してきた。
「おかーさん、どうして起こしてくれなかったの!?」
「起こしたわよ。すこやが起きなかっただけでしょ」
「ではおばさま、行ってまいります」
――そのまま小鍛治プロは、慌ただしく福与アナとともに午後の仕事へと向かった。
――こうして我々は小鍛治プロの、えーと……、小鍛治プロの強さの一端を垣間見ることができた、……のだろうか?
おわり
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