過去ログ - 赤木しげるがニセコイにくさびを打ち込むようです
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24:名無しNIPPER[sage]
2015/09/20(日) 22:46:42.56 ID:AQrzi1fuo
天の赤木の方か
しかし、赤木がいるだけで安心感が凄いな


25:名無しNIPPER[sage]
2015/09/20(日) 23:53:37.21 ID:zKJk0XPao
アカギが恋愛相談ってだけでちょっと笑える


26:名無しNIPPER[sage]
2015/09/21(月) 01:21:39.65 ID:KCg3AK2Xo
ざわざわしなさすぎて不安になる


27: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/21(月) 20:33:50.63 ID:NKr3flQ00
それでは投下します。

翌日

万里花(どんよりとした天気、退屈な授業……。でも、そんな時間さえも今は愛おしいですわ。なんたって隣には楽様がいるのですから!)フッフフ!
以下略



28: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/21(月) 20:35:22.13 ID:NKr3flQ00
教子「よーし、そこの元気な三人組は廊下に立ってろー」

万里花「ふふん」ドヤァ

千棘「いや、あんたもだからね」
以下略



29: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/21(月) 20:37:13.12 ID:NKr3flQ00
赤木「どうしたんだ」

万里花「赤木のおじい様、どこへいってらしたのですか」

赤木「なに、ちょっとした散策さ。俺のときの高校とはずいぶん様変わりしているもんでな」
以下略



30: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/21(月) 20:38:34.93 ID:NKr3flQ00
赤木「おっと嬢ちゃん、そこは反対の道だ」

万里花「反対?」

赤木「そうだ。その先に坊主はいる」
以下略



31: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/21(月) 20:39:41.29 ID:NKr3flQ00
赤木「嬢ちゃんにとって、もとの道を行く方が安心かもしれない。なんたって負けたところで敵を二人きりにすることはない。だが、それは勝利への道ではない……。ライバルたちと同じことをしてただ安心する……。そうじゃないぜ、勝つってこと――。勝ちたいなら、出し抜け、ライバルを」

赤木の言葉に、万里花は目が覚めたような気分を味わった。

万里花(……そうでした。結局同じ場面、同じことをしても桐崎さんに負けてきたではありませんか。悔しいけど、相手と同じことをしてもダメ。何度、その悔しさを繰り返すのですか……!)
以下略



32: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/21(月) 20:40:55.79 ID:NKr3flQ00
赤木「雨か……」

赤木のつぶやきに万里花も空を見上げる。そして持ってきた傘を差す。そしていくばくもしない間に、大雨へと変わっていった。

万里花「まるで空が、敗北したことを知らせているみたいですわね……」
以下略



33: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/21(月) 20:41:40.80 ID:NKr3flQ00
 万里花が駆け寄る。木陰で立ち往生している楽もその声に気づいて振り向く。

楽「おお、橘。どうしてこんなところに」

万里花「なんとなく、こちらに楽様がいたような気がしましたの」
以下略



34: ◆7chPYS4ayA[sage saga]
2015/09/21(月) 20:42:15.72 ID:NKr3flQ00
楽「あーあ、まったく、今日はツイてねーよ。雨が降る前に戻ってこようとダッシュしてたのに。結局歩く羽目になっちまった」

 楽の言葉に、万里花は目を見開いた。

万里花(……そうですわ。この道、ただ選択してもダメなんです。雨が降らなければ、結局は追いつけないし、楽様について走るなんてもってのほか雨宿りしなければいけないという、いわば楽様にとって不運の流れがなければいけない)
以下略



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