19:名無しNIPPER
2015/09/22(火) 16:55:25.55 ID:/JHwdyX00
思わず、私は足を踏み出し、目の前にいる咲を抱きしめていた。
咲の背中へ手を回し、私の胸に顔を押し付けるような恰好になる。
先ほどまで声を出すことすらできなかったのに、よくやったものだと。我ながら、場違いな感心すら覚えた。
それでも咲の涙は止まる気配を見せず、彼女の口は悔恨の言葉を紡ぎ続ける。
「じっ、自分と、自分の麻雀を、信じてって……!」
「……っ」
「私、部長に言われたのに、それなのに……っ」
「…………!」
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