20:名無しNIPPER[saga]
2015/09/22(火) 16:58:25.49 ID:/JHwdyX00
そこで、やっと私は気が付いた。
『こんな大舞台、またいつどこで巡り合えるか分からないんだもの!』
『どんなときでも、自分と自分の麻雀を信じて!』
『楽しんできなさい、咲っ!』
咲のために、私のために言った言葉が。
咲をリラックスさせようとした私の助言が、和に負けまいと試みたアプローチが。……ここに至って、咲を苛む楔となってしまっていたことに。
結果論、ではあるが。それが咲の精神的苦痛を増加させていることに、私は嫌悪感を抱いた。
それは――当初の予想以上に咲からの関心を買えたことで、この状況下で悦に浸りかけている自分自身にも、であった。
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