過去ログ - 森久保乃々「強くて弱いプロデューサーさんへ」
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3: ◆agif0ROmyg[saga]
2015/09/25(金) 15:32:54.86 ID:CL6MUxtN0
 閉め切った部屋に入ると、プロデューサーさんはベッドに腰掛けます。

 そして私の体を抱き寄せて、無理矢理キスしてきました。

 まあ無理矢理といっても、もう今まで何回もしてきたことなので、怖くはありません。

 彼は何か仕事でよくないことがあったりすると、こうして荒々しく私を抱きたがるのです。

 この後に続くであろう事にはまだなかなか慣れられませんが、抱きすくめられて唇を吸われるのは、何というか……

 身体の中からこの人の色に染められるみたいで、悪くないです。

 彼の口からなんだか爽やかな香りがするのも、嬉しいです。

 ぐいぐい引っ張ってくれる中で、こういう繊細な心遣いを垣間見せられると、ますます抵抗できなくなってしまいます。

 それでも彼と正面から目を合わせるのは気恥ずかしくて……普段よりもずっと、むーりぃー。

 何となく目を閉じるのもイヤで、口の中を蹂躙されるがまま目を逸らし続けてしまいます。

 しかしこんな風にちょっと嫌そうな素振りを見せると、きちくのプロデューサーさんはますます奮い立つのです。

 他の女性には片鱗すら伺わせない獰猛さで、彼は私を貪ります。

 いつもは穏やかな性格のプロデューサーさんがもりくぼ相手に本気になって、欲望をむき出しにすると言うことを、誰も知らないのです。

 昼間の間ずっと猫をかぶっていたプロデューサーさん今、本性を露わにしてもりくぼにディープキスしてきています。

 じゅっぱじゅっぱいう音が頭の中に響いてきて、私の脳はクラクラです。

 少し息苦しくて彼の肩を押すと、そのあるかなしかの抗いがいっそう彼を焚きつけてしまって。

 私の下腹に堅くなったものが当たって、首筋の毛が逆立ちました。

 ぴくっと身体が震えたのも、気取られてしまいます。

 その震えが、嫌悪だけのせいでないことも。

 口を離し、手早くズボンを脱ぎ捨てて私に下半身を見せつけて、しかし命令はしません。

 これからどうすればいいか、もうさんざん教え込まれてしまっているのです。

 私にいろいろ命じて強制的にやらせる段階は、もう済んだということでしょうか。

 指示される前に自分からご奉仕してみせると、とても機嫌良さそうにするのです。

 目の前にあるのは生殖器。

 汗ばんですえた臭いを放つ、男の人の股。

 マンガで見るようなものと比べると、色合いも形もえげつなくて、実際の大きさ以上に圧倒されてしまいます。

 まあ、私のそんな感情も彼にとっては燃料の一種にすぎないのでしょうが。

 調教師を気取りながらもしばしば欲望を持て余すプロデューサーさんは、私のちょっとした表情でもすぐ興奮してしまいます。

 おずおずと、ゆっくり口を開くとドロっとした唾が溢れそうで、なんだか乗り気みたいで恥ずかしいです。

 こんなこと、しなきゃいけないからするのであって……すすんでやるわけじゃないのに。

 こんな大きて、変な臭いのするもの、口の中に入れるなんて……喜んでやっていたら、それこそ変態です。

 確かにもりくぼは、この人に強く迫られると断りきれなかったり、無理矢理気味に引っ張っていかれるとちょっと安心したりしますが……だからって。

 がちがちになったものを見せられて、それをしゃぶらないといけないことに妙な幸福を感じたりなんて……あるわけないです。

 でも、いつまでもこうやって躊躇っていると、我慢しきれなくなった彼に何をされるかわかりません。


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