過去ログ - 【ラブライブ】花陽「雨、絵里ちゃんと一緒の土曜日」
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54:名無しNIPPER
2015/10/02(金) 20:15:35.35 ID:iYm93wgxO

絵里「ふふっ、可愛いわね」

花陽「は、あぅぅぅ……」


褒め殺し。
その言葉の意味を実感してるわたし。
褒められ、というより、感謝されって感じだけど。

恥ずかしくて……うぅぅぅ、死んじゃいそうだよぉ!


絵里「ふふっ、御馳走様♪」

花陽「……えっ、もう食べ終わっちゃった?」


と、花陽が恥ずかしがってる間に、絵里ちゃんが食べ終わっちゃっ――


花陽「――てない?」


絵里ちゃんの皿を見ると、まだ半分しか食べてない。
えっと……。


花陽「も、もしかして、ご飯……美味しくなかった?」


い、いままでのは絵里ちゃんが気を遣ってくれてたのっ!?
そう思ったんだけど、絵里ちゃんは首を振ってそれを否定しました。


絵里「花陽の炊いてくれたご飯はとっても美味しいわ」

花陽「そ、それじゃあ、食欲ない……とか?」

絵里「ううん、むしろおかわりも貰おうかと思ってるくらい……って、もうルーがないわね」


せっかくの美味しいご飯なのに……。
そう言ってくれる絵里ちゃん。
えっと、それは嬉しいんだけど、それじゃあ?

まだはてなマークを浮かべる花陽に、絵里ちゃんはウインクをひとつしてこう言います。


絵里「そっちじゃなくて♪」

花陽「…………」


そっちじゃない?
そっちってご飯のことだよね?
えっと、ご飯のことじゃないとすると……。


花陽「っ!?」

絵里「ね?」

花陽「お、お粗末様です……」

絵里「ふふふっ」


なんとなく絵里ちゃんの言おうとしてることを察しちゃった。

うぅぅぅ。
恥ずかしがってるのを見て、御馳走様なんて……。
絵里ちゃん意地悪だよぉ。


結局、先に食べ終わった絵里ちゃんに見つめられながら、ご飯を食べた花陽。
顔の熱さと赤さが気になって、ご飯を一回しかおかわりできませんでした。



――――――


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