過去ログ - 【ラブライブ】花陽「雨、絵里ちゃんと一緒の土曜日」
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名無しNIPPER
2015/10/02(金) 20:15:35.35 ID:iYm93wgxO
絵里「ふふっ、可愛いわね」
花陽「は、あぅぅぅ……」
褒め殺し。
その言葉の意味を実感してるわたし。
褒められ、というより、感謝されって感じだけど。
恥ずかしくて……うぅぅぅ、死んじゃいそうだよぉ!
絵里「ふふっ、御馳走様♪」
花陽「……えっ、もう食べ終わっちゃった?」
と、花陽が恥ずかしがってる間に、絵里ちゃんが食べ終わっちゃっ――
花陽「――てない?」
絵里ちゃんの皿を見ると、まだ半分しか食べてない。
えっと……。
花陽「も、もしかして、ご飯……美味しくなかった?」
い、いままでのは絵里ちゃんが気を遣ってくれてたのっ!?
そう思ったんだけど、絵里ちゃんは首を振ってそれを否定しました。
絵里「花陽の炊いてくれたご飯はとっても美味しいわ」
花陽「そ、それじゃあ、食欲ない……とか?」
絵里「ううん、むしろおかわりも貰おうかと思ってるくらい……って、もうルーがないわね」
せっかくの美味しいご飯なのに……。
そう言ってくれる絵里ちゃん。
えっと、それは嬉しいんだけど、それじゃあ?
まだはてなマークを浮かべる花陽に、絵里ちゃんはウインクをひとつしてこう言います。
絵里「そっちじゃなくて♪」
花陽「…………」
そっちじゃない?
そっちってご飯のことだよね?
えっと、ご飯のことじゃないとすると……。
花陽「っ!?」
絵里「ね?」
花陽「お、お粗末様です……」
絵里「ふふふっ」
なんとなく絵里ちゃんの言おうとしてることを察しちゃった。
うぅぅぅ。
恥ずかしがってるのを見て、御馳走様なんて……。
絵里ちゃん意地悪だよぉ。
結局、先に食べ終わった絵里ちゃんに見つめられながら、ご飯を食べた花陽。
顔の熱さと赤さが気になって、ご飯を一回しかおかわりできませんでした。
――――――
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