過去ログ - Steins;Gate「二律背反のライデマイスター」
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◆gzM5cp9IaQ
[saga]
2015/11/14(土) 01:17:20.75 ID:H2DFSvqUo
まゆりはほんの少しだけ戸惑うような息遣いをしたが、やがて決意を下したようだった。
「分かったよ……オカリン。オカリンがわたしにくれた役目なら……わたしはそれを全うしたい……。みんなのこと、守ってくる……ね」
「ありがとう、まゆり……」
俺はもう目を閉じていた。
痛みを通り越して、すでに感覚が麻痺している。
「応急処置……終わったよ? もうすぐダル君たちが来るみたいだから、それまで、頑張ってね……。きっと助かるから。オカリンもきっとわたしが助けるから」
まゆりは涙で濡れた声を精一杯張りながら、呟いた。
熱い気持ちが伝わってくる。
俺は再度まゆりに肩を支えられながら、残ったタイムマシンの元へと向かう。
一歩一歩、ゆっくりではあるが、確実に別れの時間が近づいてくる。
灰色の通路を通り過ぎると、ダルの作ったタイムマシンとは別の型の機械が部屋の中央に鎮座していた。
無機質なシルバーメタリックの外装の樽型のマシン。基本的な設計図はFG204 2nd Edition2.31と同様だ。
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