過去ログ - 【ミリマス×ジョジョ】恵美「『スタンド使いは惹かれ合う』……か」
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61:名無しNIPPER[saga]
2015/11/01(日) 18:16:11.99 ID:YkMA8yWF0
昴にもおおおおおいっぱあああつ!を言わせたかっただけとか口が裂けても言えない
第8話『ゴールド・エクスペリエンス』投下します


62:『ゴールド・エクスペリエンス』[saga]
2015/11/01(日) 18:18:37.66 ID:YkMA8yWF0
「へえ……可奈がそんなことをねえ。で、百合子は可奈の言う通り襲って来たと」

 昴と海美、アタシと杏奈の治療を終え、気絶から起きた百合子の怪我を直したアタシたちは、シアターにある会議室の一つで作戦会議をしていた。

 「違いますよ! その……正直に言うと、覚えてないんです。可奈ちゃんの仲間になった記憶はあるんですけど……そこからは正直おぼろげで……でも、本当にごめんなさい。私のせいでみんなを傷つけてしまって」
以下略



63:『ゴールド・エクスペリエンス』[saga]
2015/11/01(日) 18:19:54.13 ID:YkMA8yWF0
 「……恵美さんがいうなら。私は」
 「ゆりりんの『スタンド』って消えなくても強いんでしょ? 今度は真っ向から正々堂々戦おうよ。消えたりとかしないでさ。それならチャラ! 私もゆりりんのこと殴ったしね」
 「杏奈も……恵美さんや海美さん、志保を襲ったから……杏奈に百合子さんを悪くいう資格はないよ……みんな、本当にごめんなさい……」
 「……俺は直接お前に襲われたわけじゃねえし……いいんじゃね? 恵美達がそれでいいなら」

以下略



64:『ゴールド・エクスペリエンス』[saga]
2015/11/01(日) 18:20:49.98 ID:YkMA8yWF0
 『回転』を使う『スタンド使い』がアタシの目の前に現れた。これは、間違いの無いチャンスだ。このチャンスを掴むためには、アタシは皆に自分が何をしたいかを伝えなければいけない。
 『真に求めるものは』は『全てを投げ出さねば手に入らない』のだから。

 「どこから話したらいいのかな。みんなだから言うね?
 アタシは『遺体』ってものを探してる。この『遺体』はすごい力を持っててさ。どんだけ凄いかっていうと手にした人を『スタンド使い』に出来るくらいすごいんだよね。全部集めると『奇跡』が起きるって言われてる……
以下略



65:『ゴールド・エクスペリエンス』[saga]
2015/11/01(日) 18:21:44.75 ID:YkMA8yWF0
 「……それで。なんで昴さんなんですか? なにか聞きたそうにしてたでしょ?」

 重苦しい空気の中、最初に口を開いたのは他でもない志保だった。

 「……『遺体』はね。ふさわしい人の元に巡るもの。『回転』を制するものは『遺体』を制するとさえ言われている……だから、『回転』を使う昴なら何か知ってるんじゃないかと思ってさ」
以下略



66:『ゴールド・エクスペリエンス』[saga]
2015/11/01(日) 18:22:42.43 ID:YkMA8yWF0
 「私らは聞くまでもないよね。恵美?」
 「今更、ここから先は危ない戦いになるからついてくるな、なんて言いませんよね?」
 「杏奈は……杏奈は、もう迷わない。杏奈も昴さんと同じ。『遺体』なんてものを恵美さん以外の人に握らせるわけには行かない! それが可奈なら尚更!」
 「私は……許されないことをみんなにしました。その償いを果たしたい。私じゃ力にはなりませんか」

以下略



67:『ゴールド・エクスペリエンス』[saga]
2015/11/01(日) 18:23:59.43 ID:YkMA8yWF0
 「……オッケー。百合子。杏奈。2人の仲間……いや、可奈の仲間か。その中に、『回転』を使う『スタンド使い』はいなかった?」
 「……ごめんなさい。わかりません。『回転』自体、昴さんが使っているのを見たのが初めてです」
 「杏奈もわかんない。ねえ恵美さん。『遺体』って、そもそもどういうものなの?」
 「ある地域で信仰されてる偉大なお方の『遺体』なんだって。元々は『合衆国』のものだったんだけど。向こうから日本に移住した『騎手』の人がこっちに持ってきたってさ。なんかね、こっちでフルーツの輸入をしてたんだってさ」

以下略



68:『ゴールド・エクスペリエンス』[saga]
2015/11/01(日) 18:24:59.00 ID:YkMA8yWF0
 会議室を出て、玄関の扉をくぐる。小道を抜け表通りまで出たところで、意外な人物に遭遇した。

 「……恵美さん。それに……なんか、珍しいメンバーですね」

 艶のある黒髪が風になびく。
以下略



69:『ゴールド・エクスペリエンス』[saga]
2015/11/01(日) 18:26:07.58 ID:YkMA8yWF0
 「星梨花……? あなたたち『スタンド使い』が雁首を揃えて星梨花の元に行く? ……何をする気かは知りませんが、見過ごすわけには行かないッ!」

 静香の言葉に、肌がひりつくのを感じる。まずい。こんなところで無駄な戦闘はしたくない。

 「っ! 静香、待って、話を!」
以下略



70:『ゴールド・エクスペリエンス』[saga]
2015/11/01(日) 18:27:09.40 ID:YkMA8yWF0
 「重い? ……何を今更ッ! 私はね。既に重いものを背負ってるの。貴方達なんかじゃあ想像も出来ない『血脈』というものをね!
 みんなも知っての通り、私は両親との折り合いがとても悪いわ……それはね。2人と私が血が繋がっていないから
 私の本当の両親は私が幼い頃に亡くなったの……父は列車事故に巻き込まれて即死。母は父を亡くした心労でその半年後に……でもね。母は自分の死が近いのを自覚して、私に遺言を残した
 あなたは私の親友に託す、と。その親友の苗字には私達と同じ読みの字が入っている。その読みに、私達の意思を感じて欲しい、ってね。
 最上の『うえ』という字は『じょう』と読むッ!」
以下略



71:名無しNIPPER[saga]
2015/11/01(日) 18:28:31.35 ID:YkMA8yWF0
Q.時系列おかしくね?
A.勢いです
Q.ジョニィって痣なくない
A.勢いです

以下略



72:名無しNIPPER[sage]
2015/11/01(日) 19:14:22.35 ID:RtHwEr74O
!_oshimai:


73:名無しNIPPER[sage]
2015/11/01(日) 19:18:20.41 ID:AUpluROYo
おつ、勢いって大事


74:『プレシャス・グレイン』[saga]
2015/12/01(火) 10:11:26.45 ID:rn1LnSOk0
この最上静香には『凄み』があるッ!
第9話『プレシャス・グレイン』投下します


75:『プレシャス・グレイン』[saga]
2015/12/01(火) 10:11:55.88 ID:rn1LnSOk0
 「海美ッ! クソォッ! やらせるかよォォッ! 『ビキナーズ・ストライク』ッ! 『石』を『パス』するッ!」

 昴の『スタンド』が無数の石を『ボール』として『パス』する。あの百合子を追い詰めた『スタンド』。遠目に見たアタシでも見きれなかった速度の攻撃を。

 「遅いッ! 遅すぎるッ!」
以下略



76:『プレシャス・グレイン』[saga]
2015/12/01(火) 10:13:22.85 ID:rn1LnSOk0
 「海美ッ! クソォッ! 『ビキナーズ・ストライク』ッ! 『石』を『パス』するッ!」

 昴の『スタンド』が無数の石を『ボール』として『パス』する。あの百合子を追い詰めた『スタンド』。遠目に見たアタシでも見きれなかった速度の攻撃を。

 「遅いッ! 遅すぎるッ!」
以下略



77:『プレシャス・グレイン』[saga]
2015/12/01(火) 10:13:49.91 ID:rn1LnSOk0
 静香の『スタンド』が宙を走る。狙いはアタシ。触れたもの全てを風化させる死の茨がアタシ目がけて降り注ぐ。
 こんなの考えるまでもない。ようは、直接触れなきゃいいだけだ。

 「氷の『鎧』ッ! これであんたには何も出来ないッ!」

以下略



78:『プレシャス・グレイン』[saga]
2015/12/01(火) 10:14:42.14 ID:rn1LnSOk0
 「先手必勝ッ! 『プレシャス・グレインッ』!」
 「やらせないよ。『ハート・エクササイズ』!」

 静香の両腕から放たれた白い蔓――『スタンド』、『プレシャス・グレイン』を海美が両手で鷲掴む。

以下略



79: ◆vS.53qER2dMy[saga]
2015/12/01(火) 10:16:58.51 ID:rn1LnSOk0
レス順を間違える悲しみ……>>78 >>76 >>77の順番で読んでください……


80: ◆vS.53qER2dMy[saga]
2015/12/01(火) 10:17:43.86 ID:rn1LnSOk0
あ、酉つけました


81:名無しNIPPER[sage]
2015/12/01(火) 21:20:01.33 ID:pEhzRig9o
おつー


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